悪とはミニ善とミニ善のケンカ

※　悪い、汚い、不快な表現がでますので、ご注意くださいませ。

悪とはミニ善とミニ善のケンカ

嫌な人はいるものだ。
こちらが嫌だと思う。
相手も嫌だと思う。
お互い様だ。

相手を悪と思うと、とても嫌だ。
自分の善では、到底許せない。

どうしたものだろうか。

さて。
人間とゴキブリがケンカしたとしよう。

人間は、ゴキブリが嫌だ。
ゴキブリは汚い。
ゴキブリは悪だと思う。
人間の綺麗な善い生活を乱す。

一方、ゴキブリはゴキブリで、生きている。
叩かれてスプレーされて、人間は悪いと思うとする。

そして、人間とゴキブリのケンカとなる。

人間にとっての、ミニ善と。
ゴキブリにとっての、ミニ善とが。
対立してケンカする。
これが、悪となる。

これが、人間と人間だったら、ケンカや争いや戦争となる。
ミニ善と、ミニ善の、対立して、悪となる。

自分は善で、相手が悪。
とお互いに思っている。

固いものと固いもので、ガチンッと鳴るように、相手の思いをくまずに、自分だけのミニ善を振り回すと、傷つけあう。

柔らかいものなら、音は鳴らない。ただし、傷つくかもしれない。

できることならば、柔らかく、逃げるのが一番良いと思う。

逃げ方がわからないなら、周囲に相談すると、光の糸口が見つかるかもしれない。

もし、相手がただの悪なら、じきに自然崩壊する。
信頼できる良い人が、ドンドン離れてしまうからだ。

そんなのと対立してる暇があったら、ほっといて逃げる方が良い。
難しいなら、周囲に相談するのが良いと思う。

できれば、自分のミニ善と、相手のミニ善を、把握して、全てを包み込んでしまい、柔らかく、スルリとかわす。

そんな風に、なれたらなぁ。

※　これは、眠れない真夜中の私の考えたことでした。
世の中、一筋縄ではいかないので、これには当てはまらない場合も、あるかもしれませんけれども……。