時給850円から開業するまで
今回は、ライフキャリアにおいて重要な要素である「お金（収入）」の内容です。
お金（収入）の話は非常に重要ですが、リアルに語ることが避けられがちなため、あえてチャレンジしたいと思います。
そして、天職と呼べる仕事につく上で重要な興味関心、スキル、ニーズの領域と絡めて、
自分のキャリアを例にして書きます。
まず私は、「公認心理師として、関わる方たちの心の健康に寄与すること」を自身の仕事とする、いわゆる【対人援助職】です。
前提として、「対人援助職についてもキャリアアップはあっていいものだ」という考えのもと進めて行きます。
個人的な経験になりますが、私の対人援助職としてのキャリアは非常勤、時給850円からのスタートでした。(※当時の最低賃金以上)
そこから徐々に、転職なども含め（自分が考える）キャリアアップをしていき、現在、年収だけでも当時の数倍になっています。
当然、スタートが時給850円なので振り幅があるため、少し大袈裟な話に聞こえます。
けれど、ここで重要な事は、対人援助職を始めた頃から「関わる方の心の健康に寄与すること」を自身の使命だと感じていた事です。
当時は、今のような国家資格も持っていませんでした。
ただ、自分の場合は、興味関心、スキル、ニーズの領域で重なる所は少なからずありました。当初は領域自体も重なりも小さいです。
この重なりを大きくしたり、重なる部分を増やしたりすることがキャリアアップや自身の【価値】を深めるライフワークとなります。
今度分かりやすく図示しますが、
①興味関心②スキル③ニーズのうち、
3つでなくとも2つ重なる領域も重要です。
今回の記事は、このあたりで終わりにしたいと思います。
本記事では、私の経験を書きましたが、このような考え方は、子どもたちのキャリア教育や就職支援においても話す内容で、
【好きなことと得意なこと】
【スキルと環境のマッチング】
【環境へ働きかける力】
として実践していくことも多いです。
次回以降、そのような内容も投稿予定です。
最後に、私は対人援助職に誇りを持っています。当然ですが、収入を増やす事が全て良いことだとは思っておりません。
さらに、こうやって赤裸々に話すからには、それだけ普段の仕事の影響範囲や一つ一つの支援に責任を持たなければなりません。
このお話は、どのようなお仕事であっても共通する事で、対人援助職だからと、本来は特筆しなくても良い内容かもしれませんが、
特に同じ職種の方にも見ていただきたく書きました。
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