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父ちゃんチャイルドロック|エッセイ

エッセイを日々書いているためか、
就活で1番面倒くさい
履歴書と職務経歴書をスラスラと書き上げた。

これまでフリーター一筋でやってきたので、
社会人経験がない私は
面接までもこぎつけられないだろう。。
と思い、日々就活サイトの「応募」ボタンを
片っ端から押していっている。

だが意外にも、
「書類を拝見し、
 是非面談させていただきたいです。」
と返答が返ってきて、
非常にまずい状況に陥っている。
スケジュール調整に追われているのだ。

メールが届くたびに、
また面接予約か!?とヒヤヒヤしている。

ちなみに、
noteの通知もメールで確認している。

おしみはnoteアプリ、
私はメールで確認することで
お互いがコメントなどの通知を
見逃すことが無いようにしているのだ。
(はしおきのみなさん、
いつもありがとうございますッッッ!)

さて、メールにへばりついていたある日、
DAZNから4,200円の請求が届いた。

スポーツ鑑賞をしないので、
もちろん自分ではない。

架空請求か・・?!
はたまたハッキングか?!

普通ならそう考えるかもしれないが、
私には一瞬で犯人がわかった。
父だ。

隣の部屋に行くと、
案の定楽しそうにサッカーを観ていた。

「DAZN入った?!?!」
と聞くと、
「Amazon primeだよ」
と言っていたが、
テレビの右上にはしっかりと
DAZNの文字が刻まれていた。

父は日本に何十年もいるにも関わらず、
未だにひらがなすら分からない。
辛うじて自分の名前だけ、
カタカナで書ける程度だ。

電車の乗り換えなど
ちょっとくらい読めた方が楽だろうからと
1文字だけでも…と、教えようとしてきたが、
「覚えられない」
の一点張りで学習してくれることはなかった。

さて、そんな父がDAZNに契約するなんて
あり得るのだろうか・・・

リモコンを奪い確認してみると、
一つ前の画面は確かに
Amazonプライムだった。

だが、さりげなく混ざり込んでいた
DAZNの画面を押したことにより
契約へと進んでしまったようだった。

支払い方法は?!と思うかもしれないが、
Amazon PAYが選択されていた。

Amazon PAYとは、
Amazonに支払い方法を登録していれば、
Amazonが立て替えてくれ、
Amazonから請求されるという決済方法だ。

こんな簡単に請求が発生してしまうなんて、
老人のいる家庭などうっかり請求が
発生しているのではないだろうか。
チャイルドロックどころか、
父ちゃんロックが必要だ。

↑Amazonプライムの画面
カバンマークがついていたら、
別のサブスクに加入してしまう


うちでは、DAZNは高いからと
WOWOWに加入しサッカーを観るように
しているのに、これでは全く意味がない。
絶対にクーリングオフしてやる!!!と、
返金対応を調査した。
しかし、全く手応えがなかった。

だが、私は今の会社で
2年半Amazonを担当している。
絶対にカスタマーサポート(人間)にさえ
辿り着けばなんとかなるはず
という自信があった。

Amazonのヘルプ画面では、
お困りの内容を入力すると
AIが答えを導き出してくれる
システムになっており、
なかなか人間にたどり着くことが
できなかったが、20分ほど格闘し、
なんとかカスタマーサポートとの
チャットに漕ぎ着くことができた。

すると驚くことに、3ラリーで、
「既に請求されてしまっているので、
 2~3日で返金させていただきますね。」
と回答が返ってきた。

3ラリーで終わるのに
20分も要してしまったことへの苛立ち、
返金してくれるなら良かったという安堵から
もはや無の感情となりながら、
家族に、
「返金してもらうから、大丈夫だった。」
と報告した。
みなさんも、お気をつけて。。。

そして、とてつもなく別件バウワーですが、
おししが仙台に行っている間に
就活終了しました。
(このお話はちびっと前に書いていました。)

9月から新職場ですが、
キモかった瞬間やめます🥹🥹
よろしくお願いします。

さはら
1997年9月生まれ
ハーフ
座右の銘は晴耕雨読
万年フリーター

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上の者、優しいといいなぁ〜


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