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山中伸弥教授への期待|エッセイ

毛って何なのだろう。

KOWICHIのラップを聞いているとよく、
『首から下の毛いらねぇ』
と言うフレーズを耳にするが、
本当にそう思う。

体を守るためにあるとか言うけれど、
指毛が一体何を守っていると言うのだ。

しかし私は、
体毛がいらないなぁと思う一方で、
髪が薄くなるのが怖い。

小、中学生の時は、
邪魔だったので
常にオールバックで過ごしていたが、
高校にもなると
さすがに恐怖を覚え結ぶのをやめた。

今でもあの頃に
与えてしまったダメージが
蓄積されているだろうと
なるべく結ばないようにしている…
のだが、
やっぱり楽だし最高なので
最近、オールバックブームが
再燃しかけている。。
アブナイ…アブナイ…。

IPS細胞が発達することを祈って、
どんどん頭皮にダメージを
与えてしまおうかしら。。
脱毛した分の毛根を
どうにかこうにか、将来の頭皮に
移植する術はないものか…。

さて、こんなことを考えている私だが、
上には上がいる。
職場の上司(31歳)だ。

彼は常に口うるさく、
「今からケアしないと!!」
と言い、
社販でスカルプシャンプーを購入している。

見た感じ、全く薄毛の心配はない。
しかし、
「家系的にそろそろ始まるし、
 心配ない頃から始めることが重要!」
とのこと。

ほう…。
年配の方に言われるならまだしも、
同世代の注意喚起を聞いても
いまいちピンとこない。

私は、
「IPS細胞が将来すっごく発達して、
 きっと大丈夫になりますよ!」
と言っているが、
「そんなもの生きているうちに
 発達するかわからない!
 薄毛は命に関わる問題じゃないから、
 研究も後回しになってるんだよ!!!
 今のうちからケアしなきゃ!!」
と返される。
本当に無駄に詳しくて悲しくなる。。

後回しといえど、
あっという間にネットやスマホが普及し、
VRやチャットGPTまで
できるようになっているのだから
かなり時間の問題だと思うが、
根拠がないので、そっとしておいている。

一方私は、シミは気にしていない。
日々日焼け止めなんて塗っていられないので、
気になったらシミ取りにでも行こうと
思っている。

しかし、こんなお気楽な考えあり得ない!!
と考えている人がまたしても身近にいる。
おしみだ。

夏場、アームカバーや
大きなツバの帽子を身につけ
おばさんのような格好でやってくる。
正直、帽子を取るまでおしみかどうか
毎回わからない。
サンバイザーを着けていないことだけが、
まだしもの救いだ。

シミ取りに行けばいいじゃんと言ってみても、
そんなのキリないほど
いく羽目になるかもしれない!!
と言い、トイレに行くたびに
日焼け止めを塗りたくる。

IPS細胞の研究さえ進めば、
薄毛やシミどころか、
臓器まで作れるだろう。
山中伸弥教授に、
我々の未来が大きくかかっているー・・

そういえば最近、
若い細胞を肌に注入するのが
美容業界で流行っているそう。

適合できるように
"自分の"若い細胞が必要らしく、
日に焼けていない口内細胞を使用するらしい。

今のうちに細胞を保存しておいたら、
数年後めちゃくちゃ若返れるかもしれない。
ということで、みなさん、レッツ冷凍保存。

さはら
1997年9月生まれ
ハーフ
座右の銘は晴耕雨読
万年フリーター

🛌今日のおすすめ🛌
おしみさんは
布にもこだわりがあるよう・・


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