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板橋グルメマニア第2回イベント 『オトナの社会科見学』 in鳥新 ~マジメな社会科見学編~

板橋グルメマニア第2回イベント 『オトナの社会科見学』 in鳥新
~マジメな社会科見学編~
https://note.mu/oharan/n/nb006eb19897a
~史上最強の立ち飲み屋編~
https://note.mu/oharan/n/n72b9c3122279

5月12日、私が主催者の1人として参加している板橋グルメマニアの、第2回イベントを開催した。


今回は、旗揚げイベントの 『講演会+飲み会』というスタイルではなく、板橋区は仲宿商店街が誇る超老舗かつ超有名な鶏肉専門店『鳥新』さんに、みんなで社会科見学しに行くという内容。

お店が休みの日なのに、わざわざ店長さんをはじめ社員さん数名が出勤して応対して下さった事に感謝。

今回は、繁忙期に鳥新の惣菜売り場で働いていると噂の板橋グルメの女帝ことロザリーが掛け合ってくれ、鳥新本社の食堂を使わせてくれるという事に。

おそらく、ここでミーティングなどして、調理した鶏料理を運んで来て、みんなで宴会でもするんだろうな……と、この時はそう信じていた。
主催者であるはずの私ですら、そう思い込んでいた。

まずは、鳥新の小売部門の店長さん(左)と、花形である焼き鳥の焼き場の主(右)が、進行役として「何が食べたいのか」を聞き取ってくれた。
どうも、今から作る鶏料理を、この場で決めるらしい。

みな思い思いに「ローストチキン!」「チキンカツ!」「鳥新の焼き鳥だけでお腹いっぱいになりたい!」など、自由に食べたい鶏料理を挙げて行ったのだが、それが膨大な量となり、店長から「可能な限り作ります」と前向きなのか後ろ向きなのか微妙な返事が。


ちなみに、主催者の1人である板橋炒飯の人こと刈部山本氏は、体調不良のため参加者が揃った事を確認して早退。
山本さん、無理を押して来てくれて有り難う、山本さんの分まで飲むからね!

作る料理のラインナップがあらかた決まったところで、食堂を出て鳥新の小売店へ。当然お休みの日なので営業の準備はしていない。

各自エプロンを装着し、鳥新帽子をかぶると、店の奥の調理場(というか鶏肉を捌く場?)へ通された。

ここで店長自ら、丸鶏の状態から捌いてくれたのだが、我々に向けて「ここがももで、ここがムネで、ヤゲンってのはコレで、クビの肉を落とすのが難しくて……」と説明しながらだというのに……

あっという間にこの状態に。
店長というから経営面のひとなのかと思いきや、露骨に職人である。


今回は預け先が無かったので、私は息子を連れての参加だったのだが、4歳児でも目の前で起きている事の凄さが分かったようで、食い入るように見ていた。
「鶏さんがああなるんだから、お前の身体もバランバランになるんだよ?」と脅かしたら、普段は何でも手を出しちゃう落ち着きのないガキンチョだというのに、珍しく良い子で頑張っていた。凄いぞ鳥新。

店長によるレクチャーが終わると、今度は今から我々が食べる鶏料理の仕込みに入る。参加者各自包丁を持ち、鶏ももの骨の隙間に歯を入れて開いて行く。
一方では、女性スタッフに教わりながら鶏肉に糸を巻いて行く。
おお、これは私が子供の頃から大好きな、鳥新の鶏ロール(鶏もも肉のチャーシュー?)ではないか!

この日、参加者のテンションが爆上がりした瞬間。
なんと、鳥新の名物であり、看板であり、一番の花形であり、何だったら仲宿商店街の象徴的存在でもある鳥新の焼き場に入らせてくれて、実際に焼き鳥を焼かせてくれるという。

他の地域の方には理解して貰えないだろうが、私のような生粋の仲宿っ子からしたら 「ひゃあああああ!」 と叫びたくなる状況だ。
何だろう、スタンハンセンがマンツーマンでラリアットの打ち方を教えてくれるようなもん。(余計分かり難い)

息子は鳥新のつくねが大好きで、いつも東板橋公園に遊びに行く時は、ここで焼き鳥を買うのだが、まさか焼く側に回れるだなんて。
熱さにめげず、頑張って焼いた焼き鳥をタレにくぐらせ、もう一度焼き……と、見事な焼き鳥を完成させた。

この社会科見学が、いわゆる社会科見学としてのマジメなトーンを保っていたのはここまで。
この直後に鳥新店長が発したある一言によって、「これが板橋だ」という魔空間に変貌することとなる。

(続)

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板橋区の専門家を自称するフリーライターだったが、ハッタリが本当になって板橋区に関する著書が複数、板橋区公式の観光本にも参加。時事ネタのコメンテイターとしてTV出演歴(NHKなど)もアリ。ご意見ご要望は→ https://twitter.com/oharan
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