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板橋グルメマニア第2回イベント 『オトナの社会科見学』 in鳥新 ~史上最強の立ち飲み屋編~

板橋グルメマニア第2回イベント 『オトナの社会科見学』 in鳥新
~マジメな社会科見学編~
https://note.mu/oharan/n/nb006eb19897a
~史上最強の立ち飲み屋編~
https://note.mu/oharan/n/n72b9c3122279

普通のオフレポ的だった前回の記事に引き続き、今回は板橋グルメマニア第2回イベントの後半の模様をお届けする。
「やっぱ板橋区ってこうだよね」と心の底から思える、それはそれは阿鼻叫喚な展開となりました事を先にお断りさせていただきます。

前回の記事にあったように、参加者が仕込みをお手伝いした鶏肉が、続々とロースターにフライヤーにとぶち込まれ、何ともいい具合の ”茶色い食べ物” に変化して行く。

この ”お肉屋さんの調理場” に入れるというだけでドキドキするのに、そろそろ出来上がるかなというタイミングで、鳥新店長が驚くべき一言を発した。

「皆さん、お酒を買って来ちゃってください。ここで呑みながら出来立てを食べてみてください」

普通そんな事を言われたら、遠慮がちに「じゃあちょっとだけ……」となるのがオトナだと思うのだが、今回の参加者は誰一人遠慮する事なく唐揚げに群がり、前もって買って来ていた思い思いの酒を取り出し、揚げたて灼熱にも構わず、唐揚げを手づかみでガッツキ出した。

う、うめえ……。

私を含めどこの蛮族なんだろうと思う。

これまた鳥新名物の超ごりっぱなローストチキン。クリスマスシーズンになると、これを目当てにディズニーランドばりの人だかりが出来る逸品だ。

これを、熱くて持てない&肉汁が多すぎて手全体がヤケドしそうになるという出来立て中の出来立ての状態で、酒と一緒に胃に流し込む。
なんだろうか、このホワっと柔らかい口当たり。歯を使わずとも、唇でハムっとするだけで肉がほぐれやがる。

長く鳥新を愛用しているという仲宿人は多かろうが、こういう食べ方・呑み方をしたことがある人はそうそういないはず。

焼き鳥コーナーも大盛況で、こちらも焼けるそばから無くなって行く有り様。気がついたら、普段は出していない牛串まで焼いてくれていた。

そんな焼き鳥コーナーの脇はあっという間に酒置き場に。ビールだワインだと、皆が本気で自由にやっている感がにじみ出ている。

参加者もどんどんテンションがおかしくなって行き、誰もやっていい事と悪い事の区別が付かなくなる。
果たしてキンミヤのボトル持ち込みはアリなのだろうか、ナシなのだろうか……。鳥新の店長がニコニコしてたから、きっとOKなのだろう。

と言いたいところだが、先ほどから鳥新前を通り過ぎる人々が、我々が手に手に酒を持って店内を徘徊する姿を見てドン引きしているのは気のせいか。
これ知らない人が見たら、鳥新が討ち入りされているように見えるんじゃ。

とかなんとか言いつつも、家族3人で参加した我々は、鳥新前に座り込んで家族で酒盛り。息子の顔程もあるローストチキンの大きさたるや。

そのローストチキンを1人で全部食っちまいやがる4歳児。
しかも食べ足りなかったらしく「いまのもう1個欲しい」ですと。
息子様、残念ながらローストチキンは1人1本の割り当てでございます。

そうこうしている内にチキンカツが並べられていた。
気付くのが遅かったせいで、すでに蛮族の群れに荒らされた後だった。

いやあ、これは考え抜かれた薄さだなあ。サックサクでスナック感覚でいくらでも食べられてしまう。
鳥新オススメの食べ方は味噌ダレだそうで、試してみたらソースより味のバランスが良かった。味噌の方が味の階層が分厚くなるとでも言いましょうか。

ちなみに、このチキンカツはチョッパーで念入りに叩いており、両手でそっと持たないとバランバランになるくらい繊維と言う繊維を断ち切っている。
そこまでやらないとイカンのかと、とても勉強になった。

そんでもって、私が子供の頃から大好きだった、鳥新の鶏ももロール。
これが本当に柔らかくて、ジューシーで、甘みのあるタレと合わさって超ご飯泥棒なの。

1人暮らし始めたばかりの頃は、料理するのが面倒な時は鳥新で鶏ロール買って来て、1回で食べ切ると勿体ないから2つに切って、それをレンチンご飯の上に乗せて鶏ロール丼として食べていた。

やっぱ今食べても旨い!

いい加減にお腹が埋まって来たが、鳥新の本気はまだまだ終わらず、参加者が遠い目をし始めた頃合いを見計らって鶏手羽投入。イジメか。

が、出来立ての鶏手羽は食感のコントラストが素晴らしかった。
皮部分はパリっと仕上がっていて、お肉はしっとり柔らかく、そして中の餡の悪い味(誉め言葉)と3体合体。
これはもう少しお腹に余裕のある時にじっくり味わいたかった……。

ちなみに、鳥新さんが出してくれたのは鶏料理だけではなく、エスビー食品と共同開発したというレアな調味料まで自由に使わせてくれた。
こんな面白そうな物を出されたら、味を変えていくらでもイッてしまうに決まってるじゃないですか。特に唐揚げとか。

鳥新の本気はまだまだまだまだ終わらず、最後には参加者が食べ残したおかずを集め、鳥新名物の 「ハイカロリー弁当」 としてお土産に持たせてくださった。
ご飯の上に作りたての鶏そぼろがギュウギュウに乗せられ(山盛りにしたのを潰す勢いで詰めてた)、唐揚げに手羽餃子にと、ここまで茶色一色で、原材料がほぼ 「米・鶏肉」の弁当なんざ見た事がない。

我々が好き放題やっているその横で、後片付けとお掃除をしてくださっている鳥新スタッフ様(※ 休日出勤)

最後は、散々お世話になり倒した鳥新スタッフの皆さんと記念撮影をして解散。店長さん達が手に持っているのは、お弁当の店内ポップだと思われる。さっきの写真にあるような、あまりにも茶色いスーパーハイカロリー弁当が、なんと680円という見事な板橋価格。

今回は鶏肉を食い倒れるというテーマがあったのでこうなったが、普段の鳥新は鶏肉以外のお惣菜もあり、弁当屋としても惣菜屋としても焼き鳥屋としても使える主婦の味方。
晩御飯を作りそびれたとか、1品足りないとか、そんな焦る仲宿のお母さん達を幾度となく救って来たお店、それが鳥新。

ちなみに、地元民に大人気なのは毎日16時頃から始まる焼き鳥の叩き売り。通常は1本100円程度する焼き鳥が、この時間になると10本500円と大幅値下げされる夢のようなタイムセール。
だが、大人気過ぎて店に出したそばから売れて行くので、あっという間に品切れになる日も。

当然、鶏肉専門の精肉店として使う事も可能だし、中々手に入らない輸入品や、高級食材まで扱っていて、もはや何屋かよく分からない品揃え。
もし板橋が遠くなければ、明治創業の鶏肉専門店がいかなるものか、ぜひ一度覗いてみて欲しいなと思う。

[株式会社 鳥新]
所在地:東京都板橋区仲宿39-3(本社・小売店)
TEL:03-3962-2983(小売店)
営業時間:10:00~19:00
公式サイト:http://www.torishin.jp/index.html


[まとめ]
当初は鳥新本社の食堂で酒盛りをするものだと思い込んでいたのに、店長の一言で鳥新の店内が立ち飲み屋と化すという、二度と経験できないであろう楽し過ぎるイベントとなりました。

今回はロザリーの「イベント内容も鳥新に丸投げして、出来る範囲でやって貰おうよ」という意見に賛同し、完全にお任せ状態だったのですが、まさかここまでやって頂けるとは思ってもいませんでした。

何より、休日にもかかわらず出勤し、我々の面倒を見てくださった鳥新スタッフの皆様に、深くお礼を申し上げます。

ひとつ欲を言うならば、鳥新直営の、こういうスタイルの立ち飲み屋をどこかに開いてくれないかなあ……。
お肉屋さんの店先で揚げたてコロッケ食べながらビール飲めたら幸せだなと常々思っていたのだけれど、今回の鳥新イベントはそれを遥かに超える 「なぜ許してくれたの?」 というお祭り空間でした。
これを味わってしまったら、普通の飲み屋じゃ満足できなくなってしまいそう。

という訳で、板橋グルメマニアでは、このようなイベントや講演会や飲み会を今後も開催しますので、興味のある方は下記のメンバーのTwitterやブログなどをチェックしてください。

では、また次回どこかでお会い致しましょう。

[板橋グルメマニア]
・ロザリー
http://blog.livedoor.jp/jujojujo-itabashi/
https://twitter.com/Rosary_
・刈部山本
http://blog.livedoor.jp/kekkojin/
https://twitter.com/kekkojin
・いたばしTIMES
http://itabashi-times.com/
https://twitter.com/itabashi_times
・荒井禎雄
https://note.mu/oharan
https://twitter.com/oharan

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[執筆者]
◇東京スリバチ学会会長・皆川典久(『東京「スリバチ」地形散歩』洋泉社)による「凸凹地形散歩」
◇団地マニア・大山顕(『団地団~ベランダから見渡す映画論』シネマ旬宝社)による「板橋団地ツアー」
◇グルメライター・刈部山本(「マツコの知らない世界」出演)が紹介する「板橋グルメの世界」
◇暗渠マニア・髙山英男&吉村生(『暗渠マニアック! 』柏書房)による「見えない川を探す旅」
◇境界協会主宰・小林政能(「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」等に出演)による「区界探検・東西南北」
◇荒井禎雄(『魚屋がない商店街は危ない』マイクロマガジン社)による「板橋商店街の歩き方」.....などなど!

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板橋区の専門家を自称するフリーライターだったが、ハッタリが本当になって板橋区に関する著書が複数、板橋区公式の観光本にも参加。時事ネタのコメンテイターとしてTV出演歴(NHKなど)もアリ。ご意見ご要望は→ https://twitter.com/oharan
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