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子供に体験させて良かった夏休みアクティビティ『たなばたけ』で水耕栽培 #2

前回は鹿島建物が運営しているレンタル水耕菜園『たなばたけ』の基本情報をご紹介した。最後に種を植えた写真を載せたが、今回はその続き『苗の移し替え』と『間引き』である。

前回も載せた工程表だが、それぞれの作業時間と、だいたいの日数を載せてくれている。レタスなどの葉物系は育ちが早いようで、30日あれば収穫まで漕ぎ着けられるそう。
ただ、中にはハーブ系のように一か月以上かかってしまう物があるため、初回は2か月分の契約をお願いしているとのこと。

また1回の作業時間は長くても30分程度(大人ならばそんなにかからない)なので、仕事帰りにスーツ姿のままちょろっと世話をするなんて客もいるようだ。

そんなこんなで、前回息子と一緒に種を植えたはつか大根・サラダ春菊・バターレタスが、それぞれウレタンの中で育って根を張り出した。

ウレタンのままでは水耕栽培が出来ないので、このような丸い穴のあいた発泡スチロールの容器に移し替える。これを水の上に浮かべて育てるのだ。


穴の中にキューブ状のウレタンごと突っ込んで行けばいいだけなので、まだまだ手先の不器用な4歳児でも1人で作業を進められた。
見た事ない真剣な表情で苗床を構築して行く。


お分かりいただけるだろうか。
先ほどの発泡スチロールのボードを、このように水を張った容器に浮かべる。後はお店のスタッフさんが細かい面倒を見てくれて、次の作業の段階になったら電話なりメールなりで連絡をしてくれる。

~~約1週間後~~

移し替えから1週間ほどして「育って来たので間引きをします」と連絡が。
種を植える際に、ウレタンキューブに種を3つずつ置いていったのだが、その中で最も育ちの良いものだけ残して、後はハサミでちょん切って間引いてしまう。これをやらないと大きく育たないのだとか。

これまた幼児でも出来る作業なので「どの子を残す~?」なんてキャッキャ言い合いながらガンガン間引く。
また、写真を見て分かるように、今回は中央にはつか大根を植えているのだが、この子だけ育ちが早く、他の春菊とレタスはまだまだこれからという感じ。ただ、この段階ですでに成長に差が出ていたので、一緒に間引いてしまう事に。

ちなみに、間引いた子達はスタッフさんが持ち帰れるようにパックに入れてくれて、他のサンプル野菜と一緒に持たせてくれた。
家に帰ってサラダで食べてみたところ、ちゃんと濃い野菜の味がしたので、本格的な収穫が楽しみである。

という訳で、写真点数が多くなるのも何なので今回はこの辺で。
次回はお楽しみの収穫である。


子供に体験させて良かった夏休みアクティビティ『たなばたけ』で水耕栽培
#1  https://note.mu/oharan/n/n3e685259c4af
#2 https://note.mu/oharan/n/n1f8fe60d7bad
#3 https://note.mu/oharan/n/n0930172da8d0/edit
[店名] たなばたけ すくすく
[住所] 東京都墨田区2-18-5
[TEL] 03-6666-9603
[営業時間] 11:00~20:00(土曜17:00まで)
[定休日] 日曜・月曜
オフィシャルサイト https://www.kajima-tatemono.com/sukusuku/about/


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