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小倉 麻未
2020年9月24日 08:58
日本で長女を産んだ2年後。2018年にアメリカで長男を産むことになった私には、3つの不安がありました。「陣痛運転」、「英語出産」、「翌日退院」。妊婦にとってはホラーとも思えるこの3つの条件を、いかにクリアしたのか。あるいは、クリアしなかったのか・・・!?恐怖①:陣痛運転アメリカでは、検診で通うクリニックと、実際に産む病院が違います。妊婦たちは地域の大病院(ホスピタル)にわらわらと集
2020年9月2日 07:47
ママたちが集まると、「出産マジで大変だったトーク」で盛り上がることがあります。こんなに時間がかかった、こんなに痛かった、あんなとこがこんなことになった、など。怖いもの見たさで、人の武勇伝を聞くのはけっこう興味深い。たまに、思い出がフレッシュすぎて、痛かったり怖かったりした気持ちがワッと溢れ出す人も。そんなとき、私は口をつぐむようにしています。なぜなら、私の出産は「マジで大変」ではなかっ
2020年8月16日 09:53
長女を日本で、長男をアメリカで出産した私。しかし出産のために入院した経験は、2回ではなく、3回あります。最初の入院では、出産するはずが何をどうやっても生まれず、「また次回ね」と家に帰されたのでした。これは、私の成し遂げられなかった幻の出産、あるいは2泊3日、夕食&浣腸付き、27万円の旅の話です。2016年の5月末、私は長女を出産するために産婦人科クリニックに向かいました。無痛分娩での計画出産。
2020年7月31日 07:59
「日本とアメリカで、産んで育てて」というテーマで記事を書いている中で、ふと浮かんでくる“小さすぎる思い出”。その一つが、日本とアメリカの産婦人科での支払いスタイルの違い、です。日本で通った産婦人科クリニックは、無痛分娩で有名なところでしたが、診察料がちょっとお高めなことでも知られていました。腹を痛めたくなかったら、懐を痛めよ…というわけでもないと思いますが。お会計のたびに1万円札がひら
2020年7月31日 03:43
日本で長女を出産したとき、無痛分娩を選びました。周囲の反応は様々ですが、中には「合理的な考えだね」と冷ややかなものも。一方アメリカで長男を出産したとき、無痛分娩は当然の選択でした。10ヵ月の妊娠期間を経て産むことに変わりはないし、産後の身体だって等しくボロボロなのに・・・。痛くない出産は、罪ですか?!出産は100%、ものすごく痛い。女の子の耳には、出産の痛みに関する情報がたくさん入ってきま
2020年7月30日 08:47
日本で長女を産んだときも、アメリカで長男を産んだときも、出産前夜は病室にひとり。深夜から朝方にかけて不安や期待や痛みやらと葛藤する中で、支えてくれた思い出の看護師(ナース)がいます。日本の夜勤看護師に癒され、アメリカのナイトナースにぶったまげた・・・という話。日本の夜勤看護師さんは、とにかく優しかった。2016年に長女を日本で出産したとき、お世話になった思い出の看護師さんがいます。夜に陣痛
2020年7月27日 09:36
第一子を日本で産んだとき、「妊婦は体重を増やしすぎないで!」のプレッシャーがすごかった。一方、第二子をアメリカで産んだときには、「ぜんぜん体重増えてないじゃない。もっと食べてOKよ!」とのこと。体重の増えっぷりは変わらないのに・・・。この違い、いったいなぜ!?日本での妊婦ライフで、唯一ストレスに感じていたのが「体重を増やさないでねプレッシャー」でした。産院として選んだところが、無痛分娩&マ
2020年7月26日 07:31
第一子を日本で、第二子をアメリカで産んでみて、カルチャーショックを受けたことがたくさんあります。が、その堂々たる1位は「病院のシステムがぜんぜん違う!」ということ。アメリカでは検診で通った病院では出産できないって、知ってました?日本の場合、妊娠中の検診から出産、新生児の検診まで、同じ病院にお世話になることが一般的ではないでしょうか。長女の出産は日本。都内の無痛分娩を推奨するクリニックで産み