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シェアハウスでお肉を捨てられた話【イギリスYMS】

イギリス、特にロンドンは不動産価格が高いため、単身者の多くはシェアハウスに住んでいる。

私もYMS(イギリスのワーキングホリデーのようなもの)時代はシェアハウスに住んでいたのだが、様々な環境で育った人たちの集まりなので、多少イザコザが起こることもあった。

イザコザの過程で、運悪く私のお肉が捨てられた。

キッチンに貼り紙

私が住んでいたシェアハウスは、私含め6人ほどで1つのキッチンを利用していた。

ある日、キッチンに貼り紙がされていた(英語で)。

最近、排水溝に野菜カスが溜まっています。
また、水切りカゴに長いこと個人の食器が置きっぱなしになっています。
毎回片付けてください。

こういった内容だったと思う。

こういった問題に巻き込まれたくなかったため、私は共用の食器は使わず、自分の部屋から毎回持参して引き上げていた。
掃除はもちろん毎回していたし、ゴミについても共同ゴミ箱は使わずに、自分の分は毎回外にある収集箱(各家庭の前に出しておく箱で、収集車が回収する)に捨てていた。

確かに誰かの食器が置いたままになっていることはあったが、洗った後乾かしているだけだと思っていたので、気になる人は気になるのかなと考えていた。

しばらくすると、今度は別の貼り紙があった。

未だに食器を片付けていない人がいます。
毎回片付けるように徹底してください。
最近は、冷蔵庫の中で物が腐っていることがあります。
冷蔵庫の中身もしっかり管理してください。

その頃私は仕事が忙しく、キッチンにあまり行っていなかったのだが、事態が悪化しているのだなと感じた。

私のお肉は?

その後、仕事や旅行などが重なり、シェアハウスにほぼいない状態が続いた。

割と大変な仕事が終わって、2週間ぶりにキッチンに行った。

久しぶりに料理でもするか…冷凍してたお肉があったな…と思い、冷凍庫を開けた。

しかし、私のお肉がない

確かに入れたのにな、と思い立ち尽くしていると、シェアメイトが一人やってきた。
「どうしたの?」と聞かれたので、冷凍庫に入れたはずのお肉がないと答えた。

すると、「あ、やっぱりどっか出かけてた?」と言われた。
かれこれ2週間ほどいなかったと伝えると「そうか、じゃああなたじゃなかったのね」と安堵された。

タイミングが悪かった

何の話か聞いてみると、私が不在にしていた2週間ほどの間に、また貼り紙があったらしい。

事態が改善されません。
冷蔵庫で物が腐っていることに関しては健康被害の恐れがあるので、X月XX日に賞味期限切れの物がある場合は、全て捨てます。

この貼り紙があった日も、冷蔵庫一掃の日も、私はシェアハウスにちょうどいなかったのである。

冷蔵庫一掃により、誰が物を腐らせていたのかもわかったようで、その人に直接注意することで決着したらしい。

容器も悪かった

ただ、私の冷凍庫の肉は、冷凍して間もない物だったのに、捨てられてしまった。
冷凍庫の中のものはそうそう腐らないのに、何で捨てられたんだ?

モヤモヤしながら考えたのだが、理由がわかった。

私は、お肉をパックのまま冷凍するのではなく、下味をつけて冷凍していた。
ラップに包んだお肉をそのまま入れて、汁などが漏れないよう、アイスクリームが入っていたプラスチックの容器に入れて保存していた。

ただ、アイスクリームの容器自体は結構前のものだったので、賞味期限が切れていると思われ、捨てられたのだった。

紛らわしいことをしていた私も悪いのだが、仕込んでいたお肉を捨てられたのは悲しかった。

後日、ちゃんとしたタッパーを買った。

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