NZ日記🇳🇿｜"先の予定は未定"を楽しめるようになってきた

こんにちは。新卒で勤めた会社を3年で辞め、
2月から夫婦でニュージーランドワーホリ中のゆうかです🇳🇿

今は北島のTe Pukeという街でキウイピッキングの仕事をしています🥝

結婚してもうすぐ１年半、ニュージーランドにやってきて２ヶ月半。
いろんな要素が相まって、先の予定が決まっていないことを、楽しめるようになってきたな〜と感じているので、そんなことを綴ってみます✏️

元々は計画的なタイプ

元々私は計画的で、スケジュール帳びっしり人間でした。

特に顕著だったのが大学受験。
中３の時にオープンキャンパスに行って、高１で志望校を決めてから、受験までの３か年計画を立て、それを月→週に分解した勉強計画を定期的に見直しつつこなし、塾には通わずに合格しました。

日々のスケジュールについても、紙の手帳でびっしり管理して、大学時代は休みの日に家庭教師→部活→飲み会など、１日３つの予定が入ってることが普通。
友達にいつ空いてる？と聞かれると、今月は埋まってて…と翌月の予定を提示。それを繰り返していたから、常に先の予定がパンパンで、１日に何も予定がないという日は数ヶ月に１度…😅

日々充実していたけれど、急に高熱を出して倒れることが年に数回あったり、そんな毎日に疲れちゃうこともありました。

余白のある旅の楽しさに気づく

余白の楽しさを教えてくれたのは旅でした。
大好きなゲストハウス、大好きな人たちに出会って、そこにいる間は何も予定がなくても、その日に集まった人たちのシナジーや、オーナーさんの素敵な提案で毎日が楽しかった。

海外に行った時も、フィリピンで友人の親戚のお家に泊まらせてもらって、毎日のように友人のいとこ(フィリピン人)と一緒にフィリピン料理を作る時間が最高でした🍳🇵🇭

観光地を巡る旅行ではなくて、住むような旅が好き。

それに気づいたものの、まだ、「旅」と「日常」は切り離されていて、余白を大切にしていたのは、スケジュール帳の中の「旅」の期間が主でした。

大好きなゲストハウスの目の前。この堤防の上でぼーっとしたり、仲間たちと話す時間が好き。

ニュージーランドワーホリの中で

ワーホリに来ると決めてから、日本にいる間にたくさんリサーチ、準備をしました。
退職や出国にあたって必要な日本での手続きはもちろん、NZに来てから必要な口座開設、免許翻訳、通信の確保、仕事探しなどについても、日本にいながらできるリサーチは徹底💻

でも…実際に来てみると、ネットに載っていた情報と違うこともあるし、返信返ってこないことも多いし、なかなか思い通りにはいかない。

最初はそわそわあわあわしていましたが、結局無事車も仕事も見つかり、「なんとかなるな」という気持ちになりました。

そして仕事は３ヶ月の収穫シーズンが終わるまで続ける…はずだったのですが、実際やってみると、１ヶ月経ったくらいで「長いな３ヶ月…」という気持ちになる。

１ヶ月半で辞めて、次の生活に進もう！ということにしました。

・考えても仕方のないこと
・やってみないとわからないこと

ニュージーランドのワーホリ生活の中ではこれが多くて、先の見通しが立てられないのが当たり前。
そんな状況に慣れてきている自分がいます。

広大なキウイ農園🥝 毎日木の下でピッキング。1日7〜8時間、天気次第で週4〜6日。1ヶ月もするとだいぶ飽きる。笑

思えばワーホリの決断自体も

ワーホリに行くにあたり、仕事も辞めて、家も解約しました。家具や家電は夫の実家に置かせてもらっていて(ありがたい…！)、今は夫婦としての日本の拠点はありません。

そんな決断も、少し前の自分だったらできなかったかも、と思うのです。

でも、決めた時にはわくわくしていました。

人生のリセット。
ワーホリ生活を経て何を感じるかわからないから、その時の気持ちに従って、住むところも仕事も選ぶ。

ワーホリを決めた時から、真っ白な未来を楽しむ自分がいて、それがワーホリの中で拡充、日常の中でも楽しめるようになってきている！ということなのかもしれません。

大好きだった新婚生活のお家で、最後のホームパーティ🏠
21畳の日当たりの良いリビングがお気に入り。たくさん人が遊びに来てくれた！

楽しめるのは夫がいるから

間違いなく、こんなに未来が真っ白な状況を楽しめているのは、隣に人生のパートナーがいるからです。

結婚をして主語が「I」から「WE」になり、これまでは1人で考えていた未来のこと、先のことを、全部一緒に考えられるようになりました。

「夫婦としてどう生きたいか？」
を2人で話し合う時間が多く、その軸がブレないから、細かいことが決まっていなくても、安心感があるのだと思います。

ワーホリ中のことも、2人でワーホリの目的を整理した『夫婦会議』を見返したり、日本にいる時にとったpodcastを聴き返し、目的に立ち返るということをしています。
それがあったから、「この仕事続けるよりも、そろそろWWOOF(農家のホームステイ)始めた方が、私たちのワーホリ生活良いものになるよね」という判断ができたのです。

1人で決めるのは怖いけど、2人で決めると楽しいなぁと。

キウイピッキングを一緒にする私たち夫婦を、AIにイラストにしてもらったよ🎨

妄想とリサーチは大切に

最後に、余白を楽しむ中でも、考えても仕方のないことでも、事前に妄想してリサーチすることは有意義だなぁと思っていることについて。

ニュージーランドワーホリも、妄想から始まりました。
無人島に３泊したとき、一緒に来ている仲間がワーホリにいつ行こうかと検討しているという話を聞き、
「私たちもワーホリ行くとしたら？」と妄想し始めたのです。
それが２人のフェーズにマッチして、仕事を辞めてワーホリに行くという選択に繋がります。

ニュージーランドでのWWOOFについても、仕事が始まったのは３月、収穫シーズンが終わってWWOOFを始めるのは６月だったので、まだ先の予定になってしまうというのは承知の上で、楽しくてリサーチをしていました。
楽しそう！と思ったホストには、「６月頃行ってもいい？」と連絡。
返信が返ってこないホストもいますが、だいたい「多分大丈夫だけど５月くらいに連絡して！」とか「具体的な日程が決まったら教えて！」という返事。
だったのですが、早めにWWOOFを始めたいと決めた時、その連絡を取っていたホストに「やっぱり早めに５月頭から行ける？」と連絡をして、予定をうまく決めることができました。

妄想やリサーチは、無駄に終わることも多いけど、わくわくする未来が見えた時に後押しをしてくれることもあります。

「未来のため」に頑張りすぎなくて良いけれど、自分が楽しいくらいであれば、事前に考えることも悪くない。と思うのです。

これからニュージーランドワーホリの中で次のステージに突入。
帰国後のこともたまに妄想しつつ、楽しくて、２人の未来に繋がる時間を過ごしていきたいと思います！