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ベンチャー向け100億円の新ファンド組成完了プレスリリース。これから積極的に投資【投資方針・分野について】

弊社伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)よりベンチャー・スタートアップ向けに投資を行う「100億円の新ファンド組成完了」のプレスリリースを致しました。コロナで大変な時期ですが、激動期は新しいビジネスが生まれてくるチャンス、新しいベンチャー・スタートアップを支えていけるよう、積極的に投資再開します。ご相談を希望される方は、自薦他薦等ご連絡をぜひ宜しくお願いします!

日経、Techcrunchでの掲載記事は下記です。

■1.投資方針・投資分野について

弊社は2000年創業で今回5本目のファンドですが、投資スタンスは変わっていなくてシード・アーリー中心、IT中心の幅広い分野です。
■投資ステージ主戦場はシリーズA前後*のシードからアーリーステージ。ミドルレイターステージも少数ですがやります
(注)*PMF(Product Market Fit)前後のイメージです
■投資分野:IT中心の幅広い分野。
①B2B分野:企業活動・産業界を進化させる分野(エンタープライズIT、既存産業 x テクノロジー領域等
②B2C分野:個人の生活を豊かにする分野(コミュニケーション、メディア・コマース領域等
③先端テクノロジー分野ロボティクス、医療・バイオ等)への幅広い領域を対象
■投資対象地域日本中心。一部米国シリコンバレー等海外投資予定

図6001


■2.(参考)弊社HP掲載のプレスリリース

テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合の設立について
「新産業を創出し、社会に進化をもたらす」べく、過去最大規模の5号ファンドを組成
 

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中野慎三、以下「ITV」)は、ITVを無限責任組合員とする「テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合」(以下、「本組合」)を過去最大規模となる出資約束金総額100億円で組成完了致しました。

本組合には、伊藤忠商事株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社KJホールディングス、コネクシオ株式会社、東京センチュリー株式会社、独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社ベルシステム24ホールディングス、みずほ証券株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社りそな銀行(五十音順)から出資を頂いております。

ITVが設立された2000年以降、世界及び日本において好不況の波は複数回にわたり存在しましたが、ITVは一時のトレンドに流されず、常に本質を見極めた投資および支援を継続して参りました。過去の歴史を振り返っても、激動の時代こそ有望なスタートアップが生まれる好機であると捉えております。

「新産業を創出し、社会に進化をもたらす」というビジョンに向かい、テクノロジーにより社会を変革し得るスタートアップに対して積極的に投資を進めて参ります。

独立系VCとして時代の波に左右されず、投資先に寄り添い、ビジョンの実現のために資金提供を行うこと、また伊藤忠グループのVCとして伊藤忠グループのアセットをフルに活用した事業支援により成長フェーズのおけるスタートアップを支援する”Hybrid VC”として、日本からグローバル企業を輩出する一端を担って参ります。

投資スタンスとしては、シリーズA前後を中心としたアーリーステージをメインに、厳選した投資実行及びハンズオンでの支援を行うことを継続致します。投資分野としては、特定のテーマ・バズワードを追うことなく、投資対象企業が社会に与える本質的な価値を見極め、企業活動・産業界を進化させる分野(エンタープライズIT、既存産業 x テクノロジー領域等)、個人の生活を豊かにする分野(コミュニケーション、メディア・コマース領域等)、先端テクノロジーにより社会を大きく変革する分野(ロボティクス、医療・バイオ等)への幅広い領域を対象とする方針です。投資地域は日本国内をメインとし、米国等の海外案件も引き続き限定的に実行して参ります。

ITVでは、投資先企業が展開する優れた技術、サービス等の営業協力、伊藤忠グループ企業等との協業サポートはもちろん、海外展開やコスト削減などの投資先企業のさらなる成長に直結するハンズオンサポートを、事業経験豊富なメンバーにより積極的に推進していく予定です。

URL http://www.techv.co.jp/


■3.(参考)伊藤忠商事のプレスリリース:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ5号ファンドの設立について

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ5号ファンドの設立について
2020年5月19日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久、以下「伊藤忠商事」)の子会社でベンチャーキャピタル事業を行う伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中野慎三、以下「ITV」)は、「テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合」(以下、「5号ファンド」)を設立致しました。ファンドサイズは、過去最大規模となる100億円となります。また、伊藤忠商事は、5号ファンドに出資約束金総額の5分の1となる20億円を出資致します。

昨今、新たな産業創出や市場の活性化において、スタートアップの重要性が高まってきております。大企業も既存事業のイノベーションや、新規事業創出を目的としてスタートアップとの協業を加速させており、スタートアップへの投資金額も拡大傾向にあります。一方、大企業との連携に過度に依存することで、スタートアップ本来のスピード感や、資金調達、販路等が制限されてしまうことも懸念され、スタートアップの本質的な成長を支援していくことも求められております。

ITVは、伊藤忠商事の1980年代から続くシリコンバレーを中心とした有力ベンチャーキャピタルとのネットワークやノウハウを活かし、2000年に設立されました。「新産業を創出し、社会に進化をもたらす」というビジョンのもと、アーリーステージを中心としたスタートアップに対して積極的に投資を進めており、2000年設立の1号ファンドから2015 年設立の4号ファンドまでで、運用総額累計290億円を超え、累計投資先社数は150社超となっております。また、直近では株式会社メルカリ、ラクスル株式会社、株式会社ユーザベースなど、多数の有力上場企業を輩出しております。
加えて、ITVは、伊藤忠グループのあらゆる事業分野や国内外のネットワークを活かしたスタートアップの事業拡大支援に強みを持つ一方、20年に亘るグループにとらわれない独立したベンチャーキャピタル事業としての知見や実績を有しており、業界でも独自のポジショニングを築いております。

伊藤忠商事は、ITVを含めた広範囲な国内外のスタートアップとのネットワークを活かし、ミドルおよびレイターステージを中心としたスタートアップへの出資および協業を行ってまいりました。最近では、医療系SaaSを提供する株式会社カケハシや、貸付ファンドのオンラインマーケットを運営するファンズ株式会社に出資したことに加え、後払い決済サービスを提供する株式会社Paidyや、企業のデータ活用を支援するウイングアーク1stは、持分法適用会社化しております。今後も、来るNew Normalを見据え、様々な事業領域においてスタートアップとの協業を推進し、各社の収益力向上及び経済全体の活性化に寄与することを目指してまいります。



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