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【目印を見つけるノート】48. ものは何でつくりますか

きのうは救急車の音が3回聴こえました。

きのうの夜、ベンガル湾からインドとバングラディシュに上陸したというサイクロンはどうなったのでしょう。
※記事を見つけたので、追加します。
『インド東部にサイクロン上陸、12人死亡 バングラで数千棟倒壊』
https://www.cnn.co.jp/world/35154108.html

きのう、フリフリの花を見つけました。
このような裾のやわらかいドレスを着てみたいものです。うっとり。

⚫創る人が好きです

いきなりですが、
以前、産業カウンセラーをやっている知人に聞いたことがありました。

「どうもときどき、ビーズなどでひたすらアクセサリーを作るのをやめられないのだけれど、これはアディクション(依存)なのかなあ」と。

そうしたら、彼女は笑って言いました。

「創造に向かうアディクションならいいんじゃない」

ほっとしました。

頭で考えることも大事だし、身体を動かすのもいいことです。
でも手を動かして創るのは、あまり注目されないけれど、同じぐらい人を整えてくれるのではないかと思っています。手、というのはたとえです。「ものを創る器官」とお考えください。

工芸、アクセサリー、絵、彫刻などのジャンルはもちろん、大工さん、料理を創って提供する人、食物を生産する人、工業製品を開発する人、製造する人、私はそれらの手に圧倒的な力を感じます。
もちろん、楽器を演奏する人の手も大好きです。
どれも私にはできないことです。

ですので私はnoteを探すとき、まず『手で創る人』を探してしまいます。
ひたすら「見たい」という気持ちでしょうか。

前の世紀の最終盤のことですが、とある大手通信企業の新入社員を集めて社長さんが講話するのを拝見したことがあります。

その社長さんは海外経験が豊富でシリコンバレーの興隆にじかに触れられていたのでしょう。こうおっしゃっていたとおぼろげに記憶しています。

「これからは金髪でもピアスでも、パソコンと英語さえできればいい」(ピアス、はジーンズだったかな)

分かりやすい例としてデフォルメしておっしゃっていたようですが、その後確かにIT業界はそのようになったかもしれません。

ただ、私はそれを聞いたとき、
「それじゃあ、頭ばっかりになっちゃうなあ」と思いました。
社会、企業が一人の人間だとするならば、首から上だけあればいいということなのかなと感じたのです。

その業界は一例に過ぎませんが、
通信環境を保つ、インフラを保持するのは頭だけではできないと知っています。つながるためのケーブルを、設備を、中継拠点を作るのにどれほどの手がかかっていることか。

道を歩いていると、電柱でケーブルの点検・修理や交換作業を高所作業車でしている方を見かけることがあります。電力会社さんや通信会社さんがやられていますが、よく、「すいません、ご迷惑をおかけして」とあいさつをいただきます。

「いえ、どうかお気をつけてください」

前にケーブルを敷設する仕事をされていた方に、
「ここからあそこまで、ぼくが担当したんですよ」と教えていただいたことがありました。

そうおっしゃるお顔は輝いていて、「形として残る仕事は何て素晴らしいのだろう」と思いました。

もちろんほかのこともそうです。規模の大きい話ですと、瀬戸大橋を初めて見たときも、9000トンの船の進水式を見たときも、人のつくるものの凄さに感嘆しました。
設計するのは頭かもしれませんが、頭だけでは決してつくれない。

あ、大きくなりすぎましたね。
そのようなことで、頭で考えるのも大事ですが、手を動かしてつくることも同じかそれ以上に必要だと私は考えています。

⚫お籠りクラフトとばらとラベンダー

クラフトのほうは、チェコビーズの四角いものでブレスレットを作ってみました。久しぶりにテグスで作りました。あとはボンドで固定です。色のムラがグラデーションになっていて、たまりません。
最初はテグスでしか作っていなかったなあ。ビジュー風というか装飾に近い、難易度が少し高いものも作りましたが、日常で使えない。ということで、どんどんシンプルになっていきました。

こちらはラリマーとドイツガラスパーツのイヤリングです。

ラリマーはカリブ海のドミニカで産出されるきれいな空色ー淡い海色の石です。人気のある石で、グレードが高いものはお値段もかなり高いようです。組成を見ても、本当に海からできた石。これをかっちりしたドイツのガラスビーズと合わせたら、いい感じになりました。

ばらとラベンダーは現状維持。
ばらの鉢の片隅にに小さな葉っぱが出ているのですが、摘んだほうがいいのかしら。しばらく様子を見ます。


それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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