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【目印を見つけるノート】641. 目覚めるために夢があるのかもしれません

外に出る方が温かいですね。
少し歩いてきました。

今日はこのコーヒーをいただきます☕

けさがた夢を見ていて、登場人物までは覚えているのですが、筋立てはからきし覚えていません。これでは初夢に該当しませんよぉ😭

初夢というのはたいていよく覚えていません。気合を入れてしまうのがいけないのでしょうか。
ここは「見なくていいということではないか」と開き直ります。

初夢に限らず、夢でうなされるパターンというのがあります。
小さい頃から襲われる夢はよく見ました。たいてい、仮面ライダーやレインボーマンやキカイダーやスペクトルマンが助けに来てくれました。
頻出ヒーローを描かれた石ノ森章太郎さんに感謝します😆

それとは別口で、『今昔物語』を読んだ後は鬼が襲ってくる夢を見ました。さすがにヒーローは来ませんでしたので、逃げまくりました。建物も装束も平安時代で牛車(ぎっしゃ)もいました。私は京のこどもといったところです。おむすびを鬼にぶつけた記憶がうっすらと残っています。

こどもながらに時代の整合を考えているので、おもしろいですね。夢なのに。

その後フロイトやユングを読むようになって、夢はもっと奥深いものになりました。アーキタイプとかリビドーとか。
ただ、もっとシンプルな夢の読解もできます。
『今昔物語』の例もそうですが、怖い本や映像などを見た後はそれが意識に刷り込まれて怖い夢を見たりします。生活の中で感じている不安が恐怖の姿を借りて増幅することもあるでしょう。
何か寝苦しくてパッと起きたら、テレビがつけっぱなしで怖いアニメが映っていたことがありました。無意識で視覚は閉じていても聴覚は情報を受信しているようです。そのようなこともあると知って、以降は寝るときには極力雰囲気をよくするようになりました。

といいつつ今もやってしまいますけどね😅 昨夜もうとうとしていたら怖い感じの深夜アニメが始まって、慌てて消しました。

心を守るために、無防備に受けとらない方がいいこともあると思うのです。夢は守るための防波堤になってくれているのかもしれません。

今日は夢のことについて書いてみました。
ダリル・ホールのこの曲を。
Daryl Hall『Dreamtime』

この曲はパッヘルベルのカノンにモチーフを取っています。
パッヘルベルのカノンは美しく光を感じる曲ですね。夜というより昼のイメージですが、寝しなに小さめの音で聴いてもよい気がします。
歌詞の中で、「きみは夢の中にいる。目覚める時間だよ」というのがありますが、目覚めるために夢を見ていると思うのもまた一興ではないでしょうか。夢が主人公ではないと思うのです。

ああ、でも鯛や富士山やパアッとした夢が見たいものですね。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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