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【目印を見つけるノート】648. 汽水域と人魚

雨もようです。

朝から電車に乗る日々がまた始まりました。さすがに安心して……というわけにはいきませんが、注意は怠らずにいようと思います。

今日から新しいお話を公開しています。『慈童は果てなき道をめざす』という連作です。きのうのnoteでも概要を書きましたが、今週から来週にかけて一章を連続で更新していきます。
どうぞよろしくお願いします😊

あ、タイトル仮のままだった😅修正。

今日は私にとってもろもろ、スタートの日のようです。

昨日の成人の日は中止や延期になったり、入場に工夫をされたりと参加される方もいろいろあったのだろうと推察されます。
成人の日は明確なスタートという区切りではないのかと思います。その前に卒業や入学、就職というパッキリした区切りがありますから。
しばらく会っていなかった同級生にバッタリ会ったりして、近況をやりとりしたりもする。会っているのは、あなたにとって過去の人、思い出すのは過去のこと。でも、お互いに今を生きているので、過去に浸るわけではありません。

海水と淡水が混じりあったところを「汽水域」(きすいいき)といいます。汽水湖というのがあります。サロマ湖、浜名湖、宍道(しんじ)湖・中海(なかうみ)などですね。宍道湖のシジミ、おいしいですね😆
浜名湖のうなぎも😆
この写真、実は浜名湖でした。

過去と現在が不思議に混ざりあった状態は汽水のようだなと思ったりします。淡水と海水、どちらが過去で現在で未来で……とまでは考えていないのですが、川は海に向かって流れますし、汽水域は海の近くにあったりもします。その先の海はとても広大ですから、海は未来なのかなと想像したりもします。

そのように思うと汽水域のような状態は緩衝地帯なのかな。
これは淡水。

だいぶ喩えで使ってしまいましたが、そのように考えると成人式というのは未来に進むための緩衝地帯なのかもしれないと思いました。
「すぐそこから海ですよ」という目印。それはここまで進んできたことに対する、ちょっとしたオアシス=ご褒美なのかもしれません。

成人式を迎えられた皆さん、おめでとうございます。素敵な20代をお過ごしください。

さて、仕事中にnoteは叩けないので、しばらく投稿時間は前後すると思います。よろしくご理解のほど、お願いいたします。

それでは今日の曲を。
SEKAI NO OWARI
『Marmaid Raphsody』

※Youtubeに遷移します。
書いていたらこの曲を思い出しました。人魚というのがファンタジーから出てきて象徴になっていると思います。人魚の目からすると、逆に汽水も不自由かもしれませんね。人魚の歌としても、愛の歌としてもとびっきりに感じます。
深い歌詞だなと思います。

この曲は成人の皆さんが中学生の頃の曲ですね😊

私もなんだかんだ言って、汽水域にいるのでしょうか。海に出たいな🐚

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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