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【目印を見つけるノート】253. 『OPEN ARMS』を意訳してみました

きょうはイレギュラーながら😅
歌の意訳からです。

OPEN ARMS(JOURNEY)1982

あなたにくっついて 横になってる
まだ朝までは時間がある 暗いわ
あなたの心臓の音が とくんとくん
わたしと一緒になってる

あなたはわたしに そっとささやくの
おまえは 本当にまっすぐなんだ
どうして おれたちこんなに
まわりが見えなくなってしまうんだろう

わたしたち 一緒にやってきたね
わたしたち 一度離れちゃったね
そうして今 あなたはここにいる

そう わたしは 両手を広げて
あなたのところへ 来たの
隠すことなんてなにもない
どうかわたしの言葉を信じて

そう わたしは ここにいる
両手を広げて
どうか見てほしい
あなたの愛の意味を
両手を広げて

あなたなしで暮らして
ひとりで生きて
空っぽの部屋は とても寒いわ
あなたを抱きしめたい
そばにいてほしい
どれほど ここにいてほしいと
願ったことか

そうしてあなたは 戻ってきた
夜を 朝の光に変えてくれた
あなたに ずっと いてほしいの

そう わたしは 両手を広げて
あなたのところへ 来たの
隠すことなんてなにもない
どうかわたしの言葉を信じて

そう わたしは ここにいる
両手を広げて
どうか見てほしい
あなたの愛の意味を
両手を広げて

(紹介のための引用 意訳さわ)

この曲は男性が女性にあてた歌詞ですが、マライア・キャリーもカヴァーしています。ですので、女性が男性にあてた歌詞にしてみました。
OPEN ARMS(Mariah Carey)

不思議なのです。
男のひとが歌っているとどこかくすぐったいような、照れちゃうような歌詞なのですが、女のひとが歌うと堂々として神々しくさえある。どちらがいいかは好みでしょうが、おれとわたし、あなたとおまえを取り替えるだけで変わるのですよね。

言葉というのに丸ごと頼ると怪しい。
私はそれほど通じていませんが、
言葉は何かを表して、人をつなぐ手段なのだと思います。

この歌の例でいいますと、
誰かを愛している、というのはとても個人的なもので、そもそも言葉で表さなくてもいいのかもしれません。あなたと私だけにしか分からないもの、でいいのだと思います。

それでも、このような歌が自分の心情にぴったり重なったりする。音楽の、歌のいいところだと思います。

この歌にI love youはないんですよ。
loveはときたま出ますけれど。
愛し合っているときには
それだけでは足りないのかもしれません。
深いなあ、そこがいいのかな。

人生において感じたい喜びのひとつです。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽
(おがたさわ)

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