見出し画像

【目印を見つけるノート】1050. カナリアさんも喉をたいせつに

もうすぐまる3年とまる2年になるうちのばらの鉢、葉がぽこぽこ出ています。今年はきっちり消毒して、ウドンコ病を防がなければ。
あ、写真を撮るのを忘れた😩

かわりに今日の梅を‥‥‥梅でいいんですよね😩

ばらは、素敵な「新しい習慣」ですが、この3年で変わったことは結構あると思います。
その中でも「声を出せなくなった」というのは大きいですね。それはライヴのようなイヴェントだけではなく、世間話から街中まで控えるようになっていたと思います。
最近、とみに声の出し方を忘れているようにも感じています。仕事で電話応対がありますのでまだいいのですが、それでも身体機能として「声が出ずらくなった」と思います。特に大きな声とか、歌はそうですね。大きな声と歌は出し方が違いますが、出していないと退化するのは同じようです。

以前、大きな声は私の十八番でした。小学生の頃、ソフトボールでホームからセンター位置まで掛け声をかけていましたから😆
大学のサークル合宿の帰り、列車の車輌前端と後端に座っていたのに、「さわさんの声がでかくて眠れなかった」と言われてショックを受けたことがあります。言った人の隣席の男子がこそっと、「大丈夫です。全然うるさくなかったです。隣はグーグー寝てましたよ」とフォローしてくれたのですが、「うるさくはないけれど、声が響いていたんだ‥‥‥」としょぼん😖

どうも、この才能?が役立つのは、子どもを呼ぶときだけですね。ショッピングセンターではぐれたとき、子どもの名前を呼ぶと、点呼に応じるように集合します😅
どこにいても、よく聴こえるらしいです。もちろん、私にもヴォリュームコントロールツマミがありますので、いつもそんな大声を出すわけではありません。

この3年でヴォリューム2ぐらいの状態が続き、今は10まで出せないかもしれないなと思います。出していないので計測できないのですが。

歌もそうです。
カラオケはもともとあまり行っていませんので問題はないのですが、最近、キッチンで口ずさむ程度のことでも、前は出ていた箇所が出ないことにショックを受けました。裏声にひっくり返るぐらいならいいのですが、発声できないのです。文字通り「出せない」。

発声がしづらくなるというのは、年を取ると自然に起こることです。ただ、ストップしている間に目に見えて(耳に聴こえるぐらい)、落ちてしまったように思います。

ということで、
少しずつ復旧したいなと思って、
少しずつ歌おうかなと思っています。
いちどきにたくさん歌うと喉を痛めて逆効果だと思いますので、お腹を意識して小さい声で歌おうかな。シャウトしたり、声を誰かに似せるのはなし。

きのう、グラハム・ボネットがヴォーカルのときのレインボーのライヴ動画を見ていたのです。いやあ、改めて、すごい歌いかたをされていますね。素人があれをやったら、喉がつぶれます、ぐらい。

私が中学のとき、コピーバンドでパープル、レインボーを歌っていたのは、何とか少年合唱団ばりにきれいな声の男子でした。合唱もやっていたのではなかったかな。意外ではありましたが、今は納得します。グラハムも元はAORでもスタンダードでもOKな万能なかたです。レインボーに入ったのはそれを高く買われたのでしょう。
なので、コピーバンドにしてもシャウトより前に、イアン・ギラン、デヴィッド・カヴァーディル、ロニー・ジェイムス・ディオ、グラハムなど個性の強い歌い手の曲でも一定の声量で歌えるというのが重要だったのではないかと思います。
ちょっとHR/HM系のおはなしで😅

そうだったか🤔

万能で強い喉を持っている人は素晴らしいと思うのですが、すべてそうあるべきだとは全く思いません。パープル・レインボーのカヴァーをするわけではないですから。

声というのは天性のもの、ギフトですので、その人なりの、その人だけの声を聴くのがいいのです。みんなが一様にパヴァロッティやマリア・カラスのように歌っていたらどうなるでしょう。

それはそれでおもしろいのかな🤔

ここで本題に戻ります。
私はBluesが好きですが、太いダミ声は出せません。もちろん、あの人もこの人もその人も出せない‥‥‥高校の頃は自称「下町のジョーン・バエズ」でしたが、中音域がいい感じで合わせられると思っただけで、たいへんおこがましい過去でした。

ラジオとか録音した自分の声を聞くのも幻滅します。抜けが今ひとつで美しいとはいえず、子どもっぽい😭多少経年劣化しましたが、基本のトーンは2歳のときとあまり変わっていない。
そう思うと、けなしつつも、
あぁ、おくりものだなあって。

ですので、とびきりの声でなくても構わない。
自分の声を大切にして、ささやくようなヴォリュームでもいい。いつでも好きな歌を口ずさめるようにしていたいなあって思うのです。それで十分ではないかなあ。
カナリアも声を出しすぎたらガラガラになって、ひどければ出なくなってしまうと思うのです。

それも、この3年で学んだことのひとつかもしれません。

今日もBluesを。
Belton Sutherland『Blues #1

あまり知られていないけれど、しばらく前にBlues Fanの間で話題になった方だそうです。どうも‥‥‥記録映画に残っているけれど、いわゆるレコードは録音していないような感じです。プロとアマの境目ってよく分からないのですが、いずれにしても注目されるパワーをお持ちだということです。
イカしてます😆

そういう感じ、自由でいいな。
うまくいえないのですけれど、
自由がいいな。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

#エッセイ
#ブログ
#日記
#音楽
#歌う
#のど
#声
#その人だけのもの
#ギフトをたいせつに
#カナリア
#グラハムボネット
#ヴォーカリスト
#おくりもの
#自由
#BeltonSutherland
#BLUES
#BluesDays
#毎日note
#noteの書き方
#この3年
#学び

この記事が参加している募集

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?