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【目印を見つけるノート】698. こどもたちのために

きのうは職場を出るとポツポツと雨が降っていたので、どうしようかなと思っていました。すると、雨が止んで空も見えてきて、お日さまがパーッと。
おかげさまで傘を買わずに済みました。ありがとうございます😊

ふとしたことで、3月には『浦沢直樹の漫勉neo』が3回放映になるのだと知って、心待ちにしているテレビっ子です。子ではないですね😆

浦沢さんは有名な漫画家ですが、個人的にとてもすごいなと思っています。
初期の『YAWARA』からそうなのだと思うのですが、『Monster』も『20世紀少年』も、スポーツものでも、サイコサスペンスでも、ディストピアでも、どのようなテーマでも「にんげん」を描かれていると思います。あえて平仮名なのですけれど(『かいぶつ』に対して)。

近年のご著書は拝見していませんので、これぐらいにしておきましょう。
でもおそらく、好きな漫画家はといわれたら浦沢さんをまっさきにあげるでしょう(あげたことがあります)。

いっときは青年漫画誌をけっこう読んでいました。『ビッグコミック』、『ビッグコミックオリジナル』、『ビッグコミックスピリッツ』、『ビッグコミックスペリオール』、『モーニング』、『イブニング』、『アクション』、『ヤングジャンプ』かな。
けっこう前ですね。
その前は少女漫画誌をけっこう読んでいました。
素敵な漫画がたくさんありましたね(あります)。今度挙げてみましょうか。

もとい、
浦沢さんがホストをされるテレビ番組『浦沢直樹の漫勉neo』の情報でしたね。

各回おひとりずつですが、3名の中に青池保子さんがいらっしゃる。
うわあ😆

『エロイカより愛を込めて』を読みまくっていました。エーベルバッハさんが好きです。ツェットさんも。
http://www.aoikeyasuko.com/works/eroica/

編集の仕事をしている知人に、「16世紀のスペインを書いている」と話したら、青池さんの『アルカサルー王城ー』を読めといわれました。すいません、まだ😣💦
参考になるに違いないと思うのですが、頼るようになったらいけないと思って……そろそろ読めそうです。
ということで、とても楽しみにしています。



戦場になってしまった地の映像を目の当たりにして、突き刺さるのは子どもたちの姿です。息絶えた子ども、心臓マッサージをする医師。

父親がキエフに残るというので離ればなれになっておそらく母親と逃げる子ども。その子がいいます。
「ぼくも戦う」
その言葉を口にして、銃を手にする子どもの姿を他の紛争地の映像でも目にしましたが、もっとも言わせてはいけない言葉だと私は思います。

浦沢さんの作品『Monster』は特異な状況で育った子どもが、『かいぶつ』になるお話です。ドイツとチェコが舞台ですが、ヨーロッパはじめ海外でも訳出されていて、広く読まれています。
ニュースを見ていて、私が連想したのは『Monster』でした。
子どもに安穏な日常を返してほしい。
おとうさんとサッカーをしたり、遊園地に行ったりする日常を、どうか早く返してあげてほしい。
返してあげてください。
世界中のどこの子どもでも同じです。

そして、エーリヒ・ケストナーさんの『動物会議』(Erich Kaestner / Die Konferenz der Tiere / 日本版は岩波書店)のことも思い出すのでした。こちらの抄訳絵本は世界文化社のもので5歳ぐらいのときに読みましたので、とても長い付き合いですね。
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b255382.html

どうぶつたちのスローガンに今もうなずきます。それが今日のタイトルです。

子どもに歌うならーーという曲を。
The Pretenders『Lovers of today』(Live)

個人的に名曲だと思っています。

これから『オデュッセイア』だぞう(自分への掛け声)。
それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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