【目印を見つけるノート】417. 夜ではなくて朝の歌

2021年5月24日（月）晴れのちくもり
仏滅（壬申）月齢12.3
📔きのうのことを書いています

4時半起床。早い。でも結局いつもとあまり変わらず。

ボブ・ディランさんのお誕生日でネットはもろもろお祝いがそこらかしこに。「この曲を聞け」的なものも。私も毎日ディランさんの曲を引用しているので、月末に曲名リストを載せますね。ファンのはしくれですが。

コンゴ民主共和国のニーラゴンゴ山で大規模な噴火が起こっているニュースを見ています。火砕流が広範囲に及んでいるようで、どれほどの被害があったのかわかるのには時間がかかるのだと思います。子どもが170人行方不明になっているというのが気になります。親とはぐれてしまったという理由のようですが、どうか早く会えますように。
この国は前世紀にザイールでしたね。
ルワンダと国境を接している地域で、避難する人も多いようですが、スムーズに受け入れられますように。

アフリカに行ったことはありませんが、アフリカに興味を持つきっかけは旧ザイールでした。アルバイト先の人がその国発祥のリンガラ（音楽）のバンドをやっていました。のちにパリ・ツアーに出ていてびっくりしました。
ルワンダの映画も見に行ったことがあります。
アフリカの地図を大まかに覚えた後に受験があって、世界史の問題のとっぱじめがアフリカの地図でした。奇遇ですね。

お仕事はまあまあです。
公園に寄ろうかと思いましたが、ポツポツ来ていたのでやめました。帰りがけPCR検査薬の自販機があってちょっとびっくりしました。

最近は蝶をよく見ます。
きのうもきょうも、白い蝶やらアゲハやら回りでひらひら飛んでいました。写真は撮れないですね、速くて。

⚫今日のディランさん

さて、今月はボブ・ディランさんの曲を引用させていただいています。お誕生日が過ぎたので、個人的趣味全開で気楽に行こうと。
これまでも気楽でしたが。
今日はこちらです。
BOB DYLAN『Don't Think It Twice It's Alright』

これはなぜか私には「泣ける曲」です。
「もう２度と考えるなよ。これでよかったんだ」というフレーズを繰り返す度にうるうるしていました。今もそうかな。
そこそこ生きていますので、そこそこひどい痛手も負っています。そういうものでしょう、きっとね。この曲はそのような時に聴いていました。人に言っているようで、自分に言っているようなところも好きです。
そんなうちのひとつの時期に高橋幸宏さんのライブに行きましたら、この曲を日本語でカヴァーされていて、スイッチが入ったみたいです。大泣きしてしまいました。
そうしましたら、舞台の上の高橋さんが演奏後にポツリとつぶやかれました。
「前向きな歌なんだけどね」

そうですね。過ぎたことは過ぎたことだなとちょっとシャキンとしたひとことでした。

最近のツイッターで高橋さんは、
「過去よりも、たった今よりも、1時間後の方が新しくて面白い何かがあると思っている、 じゃ無ければ今まででの自分が嘘になりそう。いや、なるな。 だから、音楽、ファッション、何でも新しいもの、世界が好き、勿論普遍的な物．作品は認めます」
と書かれていて、あのときのことを思い出しました。
引用元
https://twitter.com/room66plus/status/1395884476622794756?s=20

メロディに少し切なくなるのは変わりませんが、色はブルーではなくなりました。
朝焼けの色なのです。
夜の歌ではなくて、朝の歌。
そのようなことに気づかせてくれた素敵な機会にとても感謝しています。

それでは、読んでくださってありがとうございます。

尾方佐羽