地域に必要とされるチーム、選手とは
2022年なでしこリーグ2部全日程終了
18試合 勝点43 13勝4分1負 優勝
チームとして最大の目標であった、2部優勝という結果をもたらしてくれた選手に感謝。それしかありません。
優勝は誇らしいです。しかし、それを声高にアピールしたい訳ではありません。
試合の結果を追いかけながら、様々なイベント活動に全力で関わってくれた選手たちを知ってほしくて記事にします。
●スポンサー企業の紹介動画にリポーターとして出演しました
山田優衣選手は、浜松市にある【株式会社週休3日】という企業で勤務しています。文字通り、週休3日で勤務しながら今シーズンフル稼働で活躍してくれました。
塩澤優選手は、選手会長として様々な場面で人前に立ち、自らの言葉でチームの想いを語ってくれています。チームとして何か新しいチャレンジをする時、『わたし行きます』と必ず言ってくれる頼もしい存在です。
そんな先輩の姿を見て、感じて、学生選手たちも自発的に動いています。
人手不足の農家の皆さんの仕事をお手伝いするアルバイトや、デイサービスで高齢者の方の支援をしている選手もいます。
毎週土曜日の朝の地域のラジオ体操にも年間通して参加しています。顔馴染みなり、試合会場で声をかけて頂けるようになりました。
ホームゲーム後のイベントは、控え選手だけでなく試合に出場した選手も場合に応じて快く参加してくれます。
スポーツビジネスとして理念のもと、筋道を立て、計画を立て、実行しながら改善していくという王道があるのは理解しています。
今シーズン、なでしこリーグ1部のアンジュヴィオレ広島がチーム解散という苦渋の決断を強いられました。
残念ながら、女子サッカーの認知やニーズはまだまだと言わざるを得ないと思っています。
自分たちのホームタウンにしっかりと根を下ろし、理解され、必要とされるチームが増える事が女子サッカーの普及発展につながると信じています。
少なくともわたしたちは、そうありたいと考えています。
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