Q. 介護に疲れています。自分の両親なのに憎い時もあります。どうしたら良いのでしょうか。

介護疲れという言葉をよく耳にします。

当事者の辛さは想像以上かもしれません。


ホワイトさん:ケアマネジメント・オンラインは、毎日新聞社と共同で、「介護者の“介護疲れ”」について、730名のケアマネージャーを対象に、アンケートを行いました。


「介護者が心身共に疲労困憊して追い詰められていると感じたことはありますか」→「ある」679名(93.0%)


「追い詰められた介護者の年代」→10代0.1%、20代1.5%、30代5.7%、40代22.8%、50代49.3%60代61.1%70代52.0%、80代30.9%、90代3.5%


「追い詰められた外語者を支援するために特に必要だと考えることはどれですか。」

介護者を支援するための新たな法律の整備や態勢作り 55.2%

夜間や緊急時に対応できるサービスの充実 68.2%

長期的に入所できる施設の充実 50.8%

ショートステイなど短期入所施設の充実 49.5%

在宅介護者への経済的支援 62.3%

介護者が集まって気軽に話せる場所作り 41.2%

介護休業制度の普及と利用の促進 41.2%

ピンク:介護疲れで、自分の両親を憎んでしまうということは、本人にとっても辛いでしょうね。

周囲から見たら、とても冷たい様に見えるけれど…

ブラックさん:十分な介護サービスを受けるには、経済的負担も大きいわ。

介護認定を受けられなければ、老人ホームに入ることも難しい様よ。

介護施設での人材不足も問題視されているわ。

グリーンさん:フィンランドでは「老人ホーム」に入る人は少ないみたいよ。

在宅介護士が訪問するみたい。一回の訪問は20分程度で、食事の提供(温め、日用品をスーパーに発注、配達物を受け取る、薬の管理、医師への連絡、入浴の手伝い、運動サポートなどを行うみたい。

ブルーさん:介護疲れは深刻なようね。海外では在宅介護も多いようよ。

イエローさん:私は介護を楽しむということを心掛けているわ。


周囲からどう言われても、週に3回はプロの介護士さんやヘルパーさんに任せることにしている。

大好きな両親でも、適度な距離がなければ、愛し続けることは無理だと思うわ。


それから、同じ境遇の人とメールのやりとりをしているわ。

同じ境遇というのは、介護中の人だけでなく、子育て中の人も入っているグループよ。

子育て中の人が仲間にいることで、「自分も両親に育てて貰ったのだから、介護をするのは恩返し」と思えるわ。

介護と子育てと相互に支え合えるような社会の仕組みができるといいわ。



~コラム~

私の祖父母も昨年から介護施設に入所しました。

両親は共働きの為、自宅で介護をできないことを心苦しく思っている様子です。

経済的負担も大きいです。


少しでも介護を楽しめるように、私もかわいいおむつケースをプレゼントしたり、温泉旅行をプレゼントしたりしていますが、当事者の負担は計り知れません。


▶明日のテーマ

Q. 高校生です。髪の毛を染めたいのに、先生に禁止されていてムカつきます。