見出し画像

介護職員の虐待増加を止めるには

おはようございます。

先日、こんな記事がありました。

高齢者介護 施設職員の虐待増加を止めよ

ざっくり内容をお伝えすると

虐待が増えている。
防止するには職員に研修が必要。

なんというわかりきったことを・・・と思わなくもないのですが、確かに職場の研修は法令で決まっているから渋々やってるという感じの施設が多いですね。

業務に追われて新人をゆっくり教育する時間もないのが実態です。

私は居宅介護支援事業所で勤務しているときも、残業はゼロでした。
それはパソコンが得意なので、ルーチンワークはパソコンに任せていたからです。

もっとも自分の仕事が終わっても
『みんな夜中まで残業しているんだから和を乱すな』という日本の悪しき慣習で、残業を強制されていたのが、本当に時間の無駄でした。

ある上司は、私が作ったエクセルの集計表を見ながら、電卓で検算するような人でしたから、パソコンを使うことも禁止されたこともあります。
『みんながパソコンを使えないのだから、あなただけが使うことは禁止』と。

こんな考えの人がトップにいる限り、ゆとりある介護や研修など実施するのは困難でしょう。

一方、良い例もあります。

オフィスカノンでは介護職員の研修も行っています。
2年近く、個人的に研修を受けてくださっている方は、着実に介護福祉士を取得し、今では副主任になっています。
実に、介護福祉士を取得してから1年未満です。

素直に学ぶ姿勢、考えて実行し修正することができる視点など、素晴らしい仕事ぶりだと思います。

今後はケアマネジャーを目指して頑張っています。
ケアマネジャー試験は一か月も勉強すれば合格できる試験ですが、今のうちから正しく仕事を理解できれば、試験勉強はわずかで済むはずです。

しかし、こうして個人でお金をかけて学ぶ方はまだまだ少ないです。
お金をかけてでも有効な研修を実施しようという経営者や管理者も少ないです。

それが業界全体のレベルの低さを招いていると考えています。

介護職員はどうしても年配の女性が多く、パソコンを導入することに抵抗を示す人も一定数います。
しかし、だから導入をやめようは本末転倒なのです。
業務なのだから、操作を覚えてくださいが正解。

はやくそんな業界になってほしいですね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
Skype・Zoom・LINEなどを使ってコーチング、カウンセリング・研修を行っています。
https://office-kanon.net
info@office-kanon.net
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?