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#1007 下瞼に込められた愛おしい葛藤

昨日は久々に松村北斗のオフィシャルな姿を見た。
もちろん毎週YouTubeの更新があり、姿を見ることはできるのだが、あの姿は収録時のものであり、少しだが、時差がある。もちろん時差があったとしても、更新をしてもらえること自体がとてもとても嬉しいのだが、やはりリアルタイムで松村北斗がどういうお仕事を、どんな姿で、どんな表情で取り組んでいるのか、頑張っているのかを見れることは何よりもの幸せだと改めて実感した。

劇場版『きのう何食べた?』の完成報告会が昨日行われていた。18:00前にTwitterの更新通知が来て、ドキドキしたのは言うまでもない。
松村北斗のビジュアルがいい、というのはもちろんだが、それ以上に松村北斗が名だたる俳優陣の中に馴染んでいる姿が印象的だった。

このツイートの動画を見てほしい。
もはや馴染んでいるを通り越して、輪の中心じゃないか。松村北斗の周りに漂う、みんなから“愛されてる”感が半端ない。愛に溢れている。

この姿を見るだけで、この作品の現場が良い現場だったことが伝わってくる。
内野聖陽さんからたくさんの教えを受けたお芝居の現場だった、と以前どこかのインタビューで話していたが、今回の完成報告会でもそのお話が少し出ていた。


内野「すごく緊張していたんですよ、彼は。真面目な性格が故に練習に練習を重ねて来てくれたんですよ。それが逆に、かたまり過ぎちゃって、そこをもみもみもみもみほぐしたところはあったよね。」


そうか。彼は真面目なのか、真面目な性格なのか、やっぱりなのか。なんかそう思うとちょっと涙が出るなぁ。
確かこの時期、いろんな作品が立て込んでいて、いっぱいいっぱいになっていて、かつ役者としての自分に迷いがあったと、どこかの雑誌で話していたように思う。(おそらく6月に何食べ、7月にライアー、8月に一億円のさようならの撮影だったと思われる)


内野「日に日にどんどんリラックスしていって、そこにいられるようになったというか。こういう結束していて、空気感、世界観ができているところにポーンと新しく飛び込んできたらそれはみんな普通そうなると思うので、ちょっとマッサージしたよね。心のマッサージというか、演技のマッサージ(笑)」


松村北斗は真面目だし、お芝居への熱量も多く、きっと「こう演じたい」という想いが強いタイプだ。
今回ドラマシリーズで既にヒットしている作品に後から参加すること、そしてこのベテランとも言える実力派俳優陣に混ざること、それに対して、喜びと同時にプレッシャーを感じていたのかもしれない。でもきっと内野さんのマッサージによって、その部分が解され、良い演技ができたのかな、なんて。田渕剛という人物がどのように生まれ、どのような人物として描かれているのか、このエピソードひとつだけでも楽しみになった。
そして映画『ライアー×ライアー』という松村北斗の俳優人生の転機となり、成長点となった作品の前に撮影していたとのことで、成長への布石としても、しっかり見ておきたい。

今松村北斗の露出の中心は11月からの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』だが、ここからきっと徐々に劇場版『きのう何食べた?』に関する話も聞けるのではないかと楽しみにしている。



昨日の完成報告会の写真や先程YouTubeに公開された動画を見たが、少し痩せたように思う。
今もドラマ撮影をしていることが目撃情報からわかっている。多忙なのかな…大丈夫かな…と心配になった。血糖値ジェットコースターのエピソードも相まって、ストレスを溜め込まず、健康的な生活を送ってほしいと願う。

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私は松村北斗の下瞼が大好きだ。

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「クマでしょ?」と言われることがあるが、この現象はクマかもしれない。
でもこの下瞼にこそ、松村北斗の表現が詰まっている。下瞼の動かし方や、その日の下瞼のコンディションによって、彼の表情に奥行が出る(特に動いていると)。私はこの下瞼にこそ、松村北斗の表現の葛藤が詰まっていると感じている。
完成報告会の下瞼はちょっと疲れているが、でもきっとそれは今の作品に向き合っている努力と葛藤の結晶だと思うので、愛おしい気持ちで見守っていきたいと思う。

やっぱり、私は“俳優・松村北斗”が好きだ。

しかしこの作品の舞台挨拶のことを考えるとちょっと憂鬱だな…。先着だったらもうチケット争奪戦にすら参戦しない方が心のためかもしれない。抽選でも大変なことだろうな…。こちらそれを考えると感情のジェットコースターが激しい。





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