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2023 J1リーグ第2節

 明日はJ1リーグ第2節 アルビレックス新潟戦がホーム エディオンスタジアムで行われる。このようにまたサンフレッチェの記事が書けることにシーズンが始まったという実感を得ており、非常に充実している。

 まだ1節しか消化していないがJリーグにもサンフレッチェにもニュースが豊富にある。近々のサンフレッチェニュースと言えばやはり前節の誤審だろう。これについてはSNS上で様々な意見が飛び交っているが皆さんどうお考えだろうか?

 私は中継でそのシーンを見ていたが判断できるはずはない。強く打ち込まれたヘディングシュートとそれをはじき返すキーパー、そしてそのボールがゴールラインを超えていたか否か?それを確認する副審でさえ明確なジャッジが出来ないと思われる事象だ。現在J1リーグはVARを採用しているので当然VARによるファクトチェックが入るのだが試合中のジャッジはノーゴール。シュートを放った川村選手もノーゴールと思ったというぐらいなので特にジャッジによって荒れることなく試合はそのまま進み0-0のドローで試合は成立した。その試合、札幌GK菅野選手はナイスセーブを連発していたことも疑惑のゴールとして荒れなかった要因の一つとなったのだろう。

 しかしライブではノーゴールとされたが、解像度の高いモニターなどで示された静止画では明らかにボールはゴールラインを超えているのが確認できる。試合終了後、方々からやっぱりゴールだったのでは?という声がやはりあがる。それから22日(水)にはJFAが臨時のメディアブリーフィングを行い誤審だったことを発表した。

 もちろん誤審となると審判に向けた一斉攻撃が始まる。私もフォーローしているアカウントからその誹謗中傷は見て取れたが、的を得たものは見て取れない。いわゆるクソリプの類が多い。

 ”選手達は人生を掛けて戦っているのに失礼だ、かわいそうだ”、”選手は懲罰として罰金を科せられることがあるのだから審判にも罰金を”などの意見があったが見当違いだと感じる。審判達ももちろん人生を掛けてジャッジしているし、ミスに対して罰金を科せられては誰が一体こんなコスパが悪い仕事を選ぶだろうか?成り手不足は即、質の低下につながる。サッカーというアート的要素のある言わば作品は選手、監督、コーチ、観客などと共に審判も重要なピースの一つであることを忘れてはならない。不可解なジャッジによって作られたゲームは楽しいゲームからはかけ離れたものとなる。それはサンフレッチェサポーターならトルコキャンプでのトレーニングマッチで味わったばかりだ。

 特に今回の誤審は物理的な要因が大きいため、執拗に人を責めるのはどうかと思う。是非以下の記事を読んでもらいジャッジに関しての理解を深めて皆でサッカーをより良い方向に進ませようではないか。

 失った勝ち点2とかとりあえずは考えず次に目を向けよう。私はむしろこのニュースの方が重要だ。

 ついにスタジアムでのマスク着用が任意になる。実質不要という事だ。これにより本来のサッカー観戦が完全復活することになる(正確には完全復活は5月8日以降)。3年かかってようやく解禁だ、たまらなく嬉しい。そして記事にあるように12日まではダメで13日からはOKとはロジカルではない、本当にその通りである。もうこの第2節から個人の判断に委ねていいと思うがやはりそれはマジョリティーにはならないのか?

 ともあれ、今節のアルビレックス新潟といえばサンフレッチェではお馴染み千葉選手がいる。非常に楽しみな一戦になるのは間違いない。千葉選手は早速今季初ゴールを前節で決めており、かつサンフレ相手ということでモチベーションもかなり高いだろう。ハイインテンシティなゲームを期待したい。個人的には途中出場するであろう復帰した森島選手のゴールを期待する。彼がいるとゲームクオリティが一段階上がるのがわかるだろう。

ODA SYCLE
小田

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