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本屋『檸檬』の檸檬サワー 〜超本気のクラフトマンシップを持って〜

もうすぐ、オープンするであろう本屋『檸檬』の檸檬サワーを紹介するnote。

まず、あまり僕のnoteを読んでない人ように簡単に本屋の内容を説明します。

広島の並木通りの地下1階で本屋を4月に開きます。

カウンターも備わっていて、そこではバー営業もしたいから、広島の誇る瀬戸内檸檬を使った檸檬サワーを提供します。本屋兼バーです。

檸檬サワー

檸檬と麦焼酎、百年の孤独を2週間漬け込み、きび糖と檸檬を煮込んで作ったシロップとグラスの中で合わせる。炭酸を逃さないようにグラスの縁から氷に当たらないように注ぐ。完成。

檸檬

最も大切な檸檬は、せとうちエコガーデンさんの香り抜群、甘さも備える檸檬。

そのまま食べても美味しいと思える檸檬です。

焼酎

檸檬に合わせるお酒は黒木本店の麦焼酎、百年の孤独。

百年の孤独という名前が気になりました。

ガルシア=マルケスの『百年の孤独』という小説と重ねてしまったから。

檸檬と漬け込む前に、百年の孤独をストレートで飲んでみました。

度数は焼酎にしては高くて、40度。

だけど、ガツンとアルコールがくるわけでもなく、最後に香りのパンチがグワっと飛んでくる感じ。

僕の少ない経験から、いいお酒の特徴を挙げると、アルコールとお酒の味が離れていないこと。絡み合うことが挙げられると思う。

そして、香りを楽しむところから、飲み終わりの余韻まで、時間が流れていることがいいお酒の特徴だと思う。

日本酒の竹鶴を飲んだ時も、広島のクラフトジンの桜尾のいいやつを飲んだ時も、美味しいナチュラルワインを飲んだ時も、そうだった。

黒木本店の百年の孤独もまさしくこの特徴を持っていた。

よく、黒木本店のお酒を「大地の香水」と評されるけど、すごくいい表現だと思う。

クラフトマンシップ

残念なことが一つある。

それはお客さんに檸檬サワーを届ける僕が、こんな素晴らしい生産者さんに会ったことがないこと。

どんな素材を使って、どんなふうに作られているのか自分の目で見ていないこと。

今の世の中、情報はネットの中にある。
調べれば、原材料だって、醸造の過程なんかも分かる。

だけど、その情報は視覚から得られる情報に限る。実際に現場に足を運んで感じる五感には勝てないと思う。

五感で感じてこと、お客さんに何か一つでも伝えられることが生まれる気がする。

という事で、クラフトマンシップを得るために、今年の前半の目標に黒木本店とせとうちエコガーデンでお酒や檸檬の生産現場を感じることにします。

終わり。

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