この夏から秋にかけて関西の多くの美術館で「茶碗」にまつわる展覧会が開催されています。会期が残すところわずかとなっている展示もあり、この機会に作品を取り上げたいと…
初投稿です。 私は、会社員をしながら京都でお茶の稽古をしています。 高校生のころから建築にはまり、有名建築家の作品や寺社仏閣をめぐったりする中で、「数寄屋建築」に…
お茶きち
2023年12月6日 00:18
この夏から秋にかけて関西の多くの美術館で「茶碗」にまつわる展覧会が開催されています。会期が残すところわずかとなっている展示もあり、この機会に作品を取り上げたいと思います。2023_cha-discount.pdf (kyohaku.go.jp)初代長次郎 二彩獅子(重要文化財)、黒樂茶碗「面影」 樂美術館まずこの二つの作品を見比べていただきたい。一つ目は、迫力のある実に躍動的な獅子像。
2023年11月26日 16:40
この夏から秋にかけて関西の多くの美術館で「茶碗」にまつわる展覧会が開催されています。会期が残すところわずかとなっている展示もあり、この機会に作品を取り上げたいと思います。2023_cha-discount.pdf (kyohaku.go.jp)御本立鶴茶碗 李朝時代(17世紀) 野村美術館野村美術館では、2023年秋季特別展として「茶碗 茶を飲む器の変遷と多様性」が開催されています。後期
2023年11月26日 11:31
この夏から秋にかけて関西の多くの美術館で「茶碗」にまつわる展覧会が開催されています。会期が残すところわずかとなっている展示もあり、この機会に作品を取り上げたいと思います。2023_cha-discount.pdf (kyohaku.go.jp)朝鮮 井戸茶碗 燕庵井戸(16世紀) 中之島 香雪美術館この茶碗の「燕庵」という銘ですが、これは京都の茶道四流派の一つ「藪内流」の家元、藪内家にあ
2023年11月26日 10:13
初投稿です。私は、会社員をしながら京都でお茶の稽古をしています。高校生のころから建築にはまり、有名建築家の作品や寺社仏閣をめぐったりする中で、「数寄屋建築」に出会いました。数寄屋建築は、茶事を行うことを目的とした茶室のことで、形式ばらず自由な意匠に富み、当時の私にとって本能に刺さる魅力にあふれていました。ただ、どうしても茶道に縁のない者にとっては理解することが難しいデザインが多いことも事実