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ネガティブなマインドのコスト量を考える。


最近は物騒な報道が続いているが

かなりの確率で多くの人の気持ちが

ネガティブ反応になる内容ばかり。


これ改めて冷静に考えてみてほしい。

メディアは言うまでもなく、大衆も。


こういう情報を浴び続けることを。

その気持ちや不安心理が増す

煽りになりうる情報。


その情報を入れたことによって知る

不安と過剰に対応せざるを得なくする

人間と社会のコスト量を。


コストは経済面だけでなく

心配コストというか精神面も含まれる。


心配事が解消するとスッとラクになる。

誰でも経験したことあるでしょう?


懸念していたことがひとつ無くなった。

あーっ。良かった。スッキリした〜。

それだけ不安が気分を大きく支配する。


日本人はこういう不安を増幅する社会で

あまり考えずに従う国で、その現状を

否定しないから、どんどんエスカレート。


コロナでも同様ですから

もう国民性の論点にまた帰るもの。

いままさにそういう状況で、不安先行。


どんどんゴテゴテに回るだろうし、

過剰に不安を感じて、守ろうとする。


過剰にムダに降りかかることを想像すると

これが若い人ならまだ、メンタルも保てる。


問題は年寄り連中である。

彼らは日中、あてどなく意味なく

テレビをつけ観たり観なかったり

聴き流したりしてる。


ネットの利用も少なく、かなりの確率で

テレビ新聞というメディアの

影響を受けやすいのだ。


彼らには情報の選択肢が

少ないのが想像できるだろう。


良いと思うことを聴いてすぐ取り入れ

不安はすぐに解消させようとするし

不安を最初から排除しようとする。


どんどん窮屈になっていくのだろう。

ウチの母親などは例の強盗事件があって

それまで慣れっこになっていたのに


かかってくる勧誘電話に出ては

不機嫌になって切り、怒りを増幅する。


心理的ストレスは相当なもので

ウツではないかと自らを

疑い始め、若干不安定気味だ。


本当の警察官かどうかはわからないが

ウチにピンポーンって来たらしく

あなたの家のなんかの情報が出回ってる

だとかね。


そんなのもあって、ワタクスも

あえて不安にさせることは言わず

さらっと行こうと促しているのだが


いろいろと疑心暗鬼になって

かなりのストレスを感じている。


キャッシュレスが多くのウエイトを

占めるようになっている時代に

警戒され始めると今度は

なかなか詐欺に引っかかってくれず。


挙げ句、貯め込んでるだろうと

勝手に思われてる年寄りを狙って

強盗するという


生死は問わない、みたいな。

ドラマじゃねぇんだし。


伝えなきゃという使命感と同時に

伝えすぎないという視点を

もう少し考えてほしい。


心理的負担を軽く見すぎてる。

情報に対するアフターケアもなく

ただ危険だ、不安だなど伝える。


もう少し情報を伝えるときの

流す意識に受け手側の心理を

かんがみてほしいなと思う。


明らかに注目させたい意識が

視聴率のために先行しすぎて。

日本人はメンタル弱いんだから。


独りで暮らすような年寄りは

もっと不安で独りであるがゆえに

さらに不安を増幅させているのは

想像に難くないでしょ?


それと犯行に及ぶ末端の人間。

彼らは経済的に苦しいから。


だからこそ給付金を一定期間

振り込んで手を染めさせない

ってこともアリと言えばアリで。


厳しく正しいばかりでは

救えない人がいるから。


盤石の立場でばかり物を見ると

正しいことが末端を苦しめる。


本当に正しいことなど千差万別。

犯罪の一歩前で躊躇させる

助けも必要な気がするのだが。






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