嘘をつく。
5月は濃厚な1ケ月だった。
あっという間のようにも感じつつ、「まだ5月なのか」と何度か思った。10連休が遠い昔に感じる。
少し先の未来から過去を振り返ったときに、2019年の5月が、私にとっての転機だったと感じるのでは?というくらい、ズッシリと重みのあるコミュニケーションが続いた。
仕事もプライベートも。
濃度の濃い、熱量が高い、そういう人とのやりとりが続いたことで、一つ気づいたことがある。
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人は、嘘をつくものだなぁと。
その嘘は本当に無意識のもので。相手を傷つけるための嘘じゃなく。人を騙すためでも、自分が有利に立ちたいとか、そういうことでは一切なくて。
思っていることと違う言葉、望んでいることと全然違う言葉を、無意識に発している場面の多さに気づいてハッとした。人も自分も。
相手じゃなくて、自分に嘘をつく。もしくは環境や状況が嘘をつかせる。
そして本人もその瞬間、自分が「嘘をついている」という自覚はたぶんない。そもそも本人が自分のことを理解できていなければ、何が嘘で、どれが本当かもわからない。
わかっていなければそのままで良い気もするけど、いつか必ずどこかに歪みが出るから、やっぱり良くない。
嘘をつかないためには、自分との接触回数を増やして、自分と向き合い続けるしかない。
それを怠ると、望んでいることが手に入らない。願いが叶わない。
嘘を言ってるんだから、そりゃそうなる。
嘘のオーダーが通ってしまうんだから、本当に食べたいものは出てこない。
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自分が思っていないこと、望んでいないことは、言わない。
これが意外とむずかしい。
むずかしいけど、そういう状態を目指したいなと思った5月。
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読んでくれて、ありがとう。
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