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幼稚園バスのお見送りだって仕事に役立つのだ♬

おおかみ、育児でつちかったスキルが仕事に役立つってのを聞くと、ホンマかいなと…書いちゃった

その気持ちに嘘偽りはないし、今でもそう思ってる
けれど育児の経験と仕事はまったく無関係ってわけでもない


育休が明けて1年も経たないうちに…おおかみは社内FAで畑違いの仕事にとらばーゆ。あ、令和だとビズリーチのほうが分かりやすいか

何を血迷ったか、研究所からデザインセンターへ

まあ、取ってもらえないだろう…と思って希望したのに、なぜか通ってしまった


移動先のデザインセンターでは、移動早々ショムさんに
「ずいぶんと思い切ったことをしましたね~」
としみじみ言われた

ふた月もすると、その言葉の重みをひしひしと感じることになる

仕事は面白かったんよ
あれもこれも新しいことばかりで、たくさん勉強ができて

でもね、文化ってやつがまったく違った
と言っても、おそらくは研究所ってのがおかしな世界で、異動先がいわゆるフツーの会社文化だったんだと思う

研究所でヌクヌクしてたおおかみ、大人語なんて意味不明
あかちゃん語のほうがまだ理解可能

仕事は面白いけど、会社では気が重いことも多々あり…


そんな4月。末っ子のウーが幼稚園に入園
こいつは早生まれだったので、他の子と比べても一回り小さい

年少さんだったので、3歳なりたて
入園面接のときに心配してたオムツがやっと外れたくらいだった

そんなホヨホヨのちびっこが、見知らぬおこちゃま達と、見知らぬバスに乗って出かけていくのだ


すべての家事を分担してたおおかみとママぶただけど、朝のお見送りはおおかみが行くことが多かった

ママぶたは先に出て、先に帰って、夕ご飯を作ってくれる
もちろん、会議や外出の都合で変わることもあったけど

同じバス停で年少さんはウー1人だけ
さて、ぐずったらどうしよう…とドキドキだった

ところが…ウーは颯爽とバスに乗り込んでいった
疲れが出る5月になっても、颯爽と乗り込んだ

3歳児が不慣れな環境へ毎日1人で出かけていくんだ
40を超えたジジィが颯爽と会社へ出かけずにどうする

ウーを見送って、会社に向かうおおかみのハートは…書かずもがな

こどもと毎日関わっていれば、こういうこともあります♬


おおかみは気づいてた
ウーだって毎日お顔も心もニコニコでバスに乗ってたんじゃあないこと

でも、しらん顔して毎朝ウーを見送ってた
下手に心配顔をして、ウーがぐずると困るな~と

ママぶただったら、ぐずったこともあったかも
それもあって、朝のお見送りはパパの役目

ひどい親だな~
ゆるせ、ウー

…きっと、本人は何にも覚えてないけど
でも、助かった。助かったどころか、仕事の励みになった

本人が意識してなきゃ、覚えてもないところで人助けしてるってのは
こどもの能力は無限大だね♬


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