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旅から持ち帰った読み物

旅路N' タビジ〜帰郷

『北の国から~帰郷~』を意識したタイトル?
青春18きっぷで名古屋を旅して持ち帰った”something to read~読みもの” のハナシ!

世の中に存在するはずなのに、そこに行くための扉🚪が見つけられなかった…

この度、自作ZINEを置くのに
ご協力いただける店舗を探して100店舗以上をまわりました。
これって“やってます”アピールでしょうか?

そもそもSNSって“📢<やってます!(告知)”であって
“やってない”…つまり「無」を描く&書くことができない(当たり前?)

さてはて…世の中には早すぎて見えない車輪みたいに?
確実にそこにあるのになぜか見えない現象ものがあったりするもので…。

そんなムードの”読みもの”を今回『ON READING』さん(名古屋)で見つけたので紹介したいと思います。
少なくとも私が回ったお店の中ではココにしかなかったもの…。
ONLY ONEなビームを放ってました🌟

『新・大安の日はあんぱんを食べる』

著者の塔島ひろみさんは詩人でもある
80年代(!!)から続く人気シリーズらしい

定価400円で買いました。
400円!シビれる値段設定。
わたしには「380円はステキ」 という法則があって、
400円はその範疇で”ウキウキ度☆☆”

「大安の日=あんぱんを食べる日」(願掛け?)と決め、
ひたすらその日常を淡々と記録した日記。
あおらない&大げさにしない。
ハードボイルド一徹に描くタッチ!
こんなテーマ(!!)を決して茶化したりごまかしたりせずに書き上げる筆致!
SHOW劇《衝撃》(←誤変換おもろい!採用!)
ある意味、そんな日々こそがドラマチック=劇なのかも?
それをSHOWする読者のワタシ。

⚠️ATTENTION⚠️この先の表現(お食事中の方には特に)気分を害する可能性があります。ご注意ください

筆者注

私はこの作品で初めて“げぼ”って活字を見た気がします。
“げぼ”って’リアル生活語’であって、口では言っても👄
書いちゃいけないタブー語❌だと思っていたのに?!
(どんな感想…)

本シリーズ(大安の日はあんぱん)全7巻出ているようで、
全在庫が小さな丸テーブルにまとめて陳列されていて目を引きました。
繰り返しは読みたくない?!…のに続きは読みたくなる中毒性。
地味な見かけながら中身はパンク!

やまやのはしぶくろ

A3両面『やまやのはしぶくろ17号~BLUE GIANT総力特集』
最新19号はホテルでお茶浸しに☠

こちらはフリーペーパーコーナーにありました!
A3両面を埋め尽くす「手書き魂」!
ハーレーダビットソン並みの炎を感じた。

手書き魂イメージ?

でも書いてる内容とその風情は真逆のムード。
例えば☝”フリーペーパー”製作資金確保のためお弁当予算を決め、
日々の勝敗を分析…とか。
リアル生活目線のサイズ感とズッコケに心をつかまれました。
さすがに名は体を表す!
タイトルは裏切らない…”はしぶくろ”なサイズ感です。

で!すぐさまネットで調べたんだけど、
ネットに出てきやしねぇーんでやんす!
「なんでもネットで調べてば出てくると思うなよ」ってことですね。

『やまやのはしぶくろ』さんはSNSを一切やっていないようです。
配布場所から関西?中心に活動されていることは分かるのですが。
唯一の連絡手段はフリーペーパーに書かれた「メールアドレス」。
本気、試されますね。

ただ”どんだけ心をつかまれたか”を報告しますと…
旅から帰って、紙面に書いてあった配布場所の中から唯一東京の
古書ほうろう』(台東区)まで調査に行きました!
そして無事バックナンバーをゲットしました。
さらにさらに持ってた号には記載のなかった配布場所として
「埼玉/たえやき」の文字を見逃しませんでしたよ!

「なに?首都圏でまだ配布している場所があんの?」
という持ち前の調査気質🔍発揮。
…とここからが、『旅路N'タビジ帰郷』の第2章!

前回日記で「意味深」に匂わせた最後、
「名古屋からつながるプチリアル旅もおもしろかった!」へとつながっていくことになります。
その話は、また次回へつづく。

ワンダーランドへの扉🚪🎠

さて今日ご紹介した二つは、例えば『文学フリーマーケット』みたいな場所では、どうにも出てこない、見つけてこれないものな気がして…。
『文フリ』は規模が大きくなりすぎた感があります(先日の東京は過去最大規模に)。
『文学フリマ』自体が悪いんじゃなくて
それぞれにあった”持ち場・サイズ感”っていうのはあるとおもう。

それで今回は”見たことないな~”なWonderland不思議の国への扉を
名古屋で見つけた!っていう旅路N'タビジの報告でありました!

では、また~
See you~☆

(はみだし『津田沼雑貨狂時代』#17)


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表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。