初音

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言葉はおいしい。東京。 Instagramで日記や短歌も綴っています。 https://www.instagram.com/____o82__

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  • へんてこな98年生まれ

    98年生まれ(同い年)の面白い人たちとお話しています

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今夜は生きるための文章を書かせて

このnoteを読んでくださる方は既にご存知かと思われますが、 普段私は所属する会社の広報として「会社」が主語の文章を書いています。 1ヶ月に4本の記事を書き上げる。 字面で見ると簡単そうですが、 企画から、取材、構成、初稿、修正稿、掲載写真の撮影、現像、入稿、、、 そんないくつものプロセスを経てやっと公開に辿りつくので意外と大変です。 広報が立ち上がった6月から、毎日少なくとも3時間は文章を書いているのですが、それに伴って私の中で大きな変化が起きました。 「書きたい」

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    • 誰かの色の中で生きるのは難しい

      このタイトルは、私が新卒で入った会社を辞めた日の日記に書かれていた言葉。 会社の中の人間として、完全にその色の中で生きるのは難しかったみたい。 デザインの会社で、クリエイティブの仕事というのもあり、比較的個性を大事にしてくれる会社だったと思う。 それでも私には少し向いていなかったのかもしれないなと思う。 私は広報の担当だったのだけど よく上司に 「詩人が強い。会社としての文章を書きなさい」 と言われた。 代表に 「あなたの主観は必要ない。お客様の声や数字はどうなのか」

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      • 人はあなたが思っているほどあなたに興味はない

        私が新卒で入った会社をやめて これからの仕事について 相談に乗ってくれた上司に 「ゆったりとした仕事はやっぱり違うんだね。表現者でありたいんだね」 と言われしっくりときた。 このときのゆったりとした仕事というのは デザイン会社の経理のお仕事だった。 生まれ育った自然豊かな田舎の 穏やかで、ゆったりとした空気は大好き。 綺麗な景色も陽気な会話も。 だけどいつだってそれを受け止めるだけじゃ物足りない。 ある人が、作家の定義は「心を微分して表現できる人」だと言っていたのを

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        • 浮気はむしろしてほしい | へんてこな98年生まれ 【vol.1】 写心家 後編

          このシリーズは1998年生まれの私が、同じ1998年生まれの面白い人をひとを紹介していきます。 この記事は、記念すべき一人目のゲスト 写心家のGoyaさんの後編です。 初回から前後編が生まれちゃうって先が思いやられますね。 面白いからたくさん書きたくなっちゃうのよ……。 前編「明日死んでもいいと思ってるから攻めれるんだよね」を まだ読んでいない方のために、もう一度Goyaさんをご紹介。 職業、写心家。 福岡に拠点を置き、ハイエースを走らせ日本一周をする。 作品は主に風景

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        • へんてこな98年生まれ
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          明日死んでもいいと思ってるから攻めれるんだよね | へんてこな98年生まれ 【vol.1】 写心家 前編

          このシリーズは1998年生まれの私が、同じ1998年生まれの面白い人をひとを紹介していきます。 私は自分のことを常識人だと思っているのですが (んなわけない!という意見は一旦置いておいて。) なぜだか私の周りにはいろんな意味でへんてこでヤバい人が多くて。 同い年とは思えないぶっとんだ経験をしていたり、思想が人生2周目だったり、自分だったらその選択できない!と思うようなことを軽々としてたり。 話してて「何それ面白いじゃん!」「変わってんな〜」ってなることが多いのでどうせなら

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          明日死んでもいいと思ってるから攻めれるんだよね | へん…

          運命の人ならきっと、どうしようもなく惹かれ合う。

          わたしはやきもちをあまり妬かないタイプ、と自分に言い聞かせている でもきっとほんとは 恋愛体質で、人のいいところを見つけるのが得意だから安易に人を好きになっちゃうし 恋してるときの自分も好き。 でも、恋愛だけをしていると どうしてもさびしくなったり、悲しくなったり、やきもち焼いたり その感情に支配されてしまう それはいやだから、 (なんでかって言うと同じことされるとしんどい。私に依存した人生を送らないで思ってしまう) だから、私も依存先をたくさんつくるようにしている 一

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          偏愛プレイリスト

          兎にも角にも好きな音楽たち。 #私のプレイリスト

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          東京でもおばあちゃんちみたいな暮らしがしたい

          こんばんは。 初音です🍑 今日はわたしのお部屋が動画で紹介されたのでnoteにもアップしようと思います。 書くこと、お茶を立てること、インテリアやお洋服を選ぶこと これらが好きで色々こだわっていたら キオク的サンサクというチャンネルに出演することになりました!(初期から見てたチャンネルなので本当にうれしい!) よくあるルームツアーと違って インタビュアーのこだわりをお部屋と一緒に紹介してくれるので、その人のライフスタイルや思考が見えて面白いです。 これから一人暮らし

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          やさしい時間をつくろう 〜茶の湯入門〜

          少しだけ緊張しながら「おはようございます」と挨拶をして扉を開けると、お香の匂いとお釜の湯気が心地いい。 2週に一度、土曜午前のお茶のお稽古で、私の生活リズムは整います。 茶道を習いはじめたきっかけ 「どうして茶道教室に通おうと思ったの?」と、聞かれることが多いので、まずは私が茶道を始めた理由をお話します。 きっかけは、ぼんやりとした願望で。 「家に遊びに来てくれた人に、自分が立てたお抹茶を出せたらいいなあ」と思ったこと。 本当はコーヒーを出せるとかっこいいなと思ったのです

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          人は波に逆らえない

          生まれて初めて、海を怖いと思った。 小さい頃から海にはよく連れて行ってもらっていた 母が特別海が好きで、毎年のように海の近くの旅館に連れて行かれていた そのうち私も、朝の海、日が沈む前の海、沈んだ後花火の打ち上がる海、いろんな色を見せてくれる海が好きになった。 今日、私は小田原に来ている。 生憎の雨で少し暗い街。それでも人はあたたかくて、優しい街なんだと思った。 宿泊施設から100mで海が見えると聞き、18時すぎ、海を見に行った。 トンネルのような場所で、中は暗く、先に

          人は波に逆らえない

          ”共に編む”コンテクストデザインを学ぶ

          日が落ちるのが早くなり、茶色の葉が足元で音を立てて、気付けば10月に入っていました。1ヶ月ってあっという間ですね。 今回は、株式会社Takramのディレクター渡邉康太郎さんが自身の肩書きとしている「コンテクストデザイン」について、渡邉さんの著書「context design」を参考にnoteを書きました。渡邉さんのnoteはこちら。 コンテクストデザインとの出会いはちょうど1ヶ月前。 会社の先輩に「岡がやりたいのってこういう仕事じゃない?」と教えてもらったことがきっかけで

          ”共に編む”コンテクストデザインを学ぶ

          仕事が楽しくて仕方なかった私にもこの時がやってきました。失敗談!

          この3ヶ月、楽しい楽しい!もっとやりたい!と言いまくっていた私も遂に。人並みに落ち込む出来事がありました。それもふたつ。 (それきた!社会ってもんは岡が思うほど甘くねんだぞ! と私が落ち込む瞬間を密かに楽しみにしていた人もいるのでは??^^) まず落ち込んだ出来事の一つ目は、自分のプレゼン力の低さを痛感したことです。 先日、3ヶ月の研修期間で学んだことを発表する場があったのですが、そこで自分のプレゼン力の低さにがっかりしました。 まずこの課題の説明をすると、 自己紹介サ

          仕事が楽しくて仕方なかった私にもこの時がやってきました。失敗談!

          福岡で過ごした4年間を振り返る

          こんばんは。 最近晴れより雨が好きになってきて、なんだかちょっぴり大人になった気がしている岡です。 ある方から、”岡さんのブレイクスルーはいつか?”という質問をいただきました。 私には大きく分けて3つ、そのポイントがあると思っていて 今日はそれを題材に大学時代(福岡で過ごした4年間)を振り返ってみようと思います。 大学に入る前の私小中高と生徒会やったり、部長やったりと、俗にいう優等生タイプでした。 みんなの前に立って話をしたり、みんなのためにアイデアを出したり、そういうの

          福岡で過ごした4年間を振り返る

          noteは少し長めのお手紙

          はちくぼさんに私の記事「褒めと自信の関係」の 読書感動文を書いていただきました。 はちくぼさんのnoteは1年以上前から読んでいて、 表現の仕方や言葉の選び方が本当に好きで、 そんなはちくぼさんに、どれを読んでいただこうか、 ああ、もっと上手に文章がかけていたら・・・ と、思いつつも、殆ど直感で選びました。 私は小学生の頃から読書感想文を書くのが苦手で 作文の方が好きだし得意でした。 でも本を読んでいていいなと思った表現やときめいた文を忘れてしまうのが勿体なくて、最近

          noteは少し長めのお手紙

          ”いいもの”に触れて目を育て、”ひどいもの”から学びたい

          最近、物事を批判的に見るためには「もっとこうすればいいのに」という最善が見えている必要があるのではないかと考えるようになった。 「え??そのデザインはないわー」 「自分だったらそれはしない」 「その見せ方よりこっちの方が伝わるのに」 といったツッコミ力が物事を批判的にみるためには必要だと思う。 そして、”もっとこうすればいいのに”を持っていないと、批判的に見ることは難しい。 私は日常で何かにツッコみたくなることは多々あるのに それをできるだけ見ないようにしていたのだと思

          ”いいもの”に触れて目を育て、”ひどいもの”から学びたい

          仕事が楽しい理由その1

          さっきまでメモに書いていた文章を誤って消してしまい悲しみに暮れている岡です。 東京というまちについて考えることがあったので投稿したいと思っていたのですが、、また気がノったら書き直してあげようと思います。 さて、今回のテーマは 仕事が楽しい理由その1 〜自分をメディア化しよう〜 です。 私は主にnoteやradio あとはインスタやFacebookで情報発信をしてるのですが、 「おかはつねってこんなものが好きで、こんなことに興味があって、今こんなことしてて、こういうこ

          仕事が楽しい理由その1