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【休職記10】リワーク2週間

こんばんは。和泉となりです。

前回の休職記では、
リワークに通い始めた話
をしました。

まずは、週2回通所を2週間で、
生活リズムを慣らしていくところから……
というフェーズでした。

そんな2週間が終わり、
3週目・週3回通所になれたので、
この2週間の体験記、日記的なメモです。


2週間通った感想

意外とまだ、
朝ちゃんと起きて、ラッシュの電車に乗って、
普通にできてしまった、というのが驚き。

当たり前なのですが、
半年離れていた日常だったので、
まずは、この点だけでも
自分を褒めてあげたい
なと思いました。

(にしても、朝の丸の内線混みすぎなので車両増やしてほしい)

リワークでの活動自体は、
「軽い運動」「自習として教材を読む」などで、
それほど大したことない、とは思いました。

しかし、よくよく考えてみれば、
これ、自分だけだったら、
やってないよなぁ
、ということ。

家にいても図書館に行っても、
ちゃんと勉強なんてしなさそうだったので、
無理矢理、勉強の時間を設けられること、
さらに、専門家の指導も受けられることから、
お金払っても、まずは通ってよかったなぁという印象です。

座学もありました。

セルフモニタリングが重要だよ、とか、
病気(うつ)をちゃんと知る、とか

確かに、本読めば分かることかもですが、
それを、専門家の解説付きで、
しっかり学べるのは、リワークの強みかな、と。

そして週3回通所

に、今日からステップアップしました。

早速、座学で、自己分析の実践もやりました。

自己分析

これ、思った以上に精神的ダメージが大きいかも。

内容としては、
発症や休職に至った環境要因のうち、
人間関係に関することを、考えましょうというもの。

自分としては、
上司・同僚」がパッと思い浮かんだので、
ワークシートに則り、まとめました。

まずは、発症に至った時期を起点にして、
・どういったエピソードがあったかを思い出し
・それが、どういった環境要因に分類できるか考える

さらに、特定の誰か(僕の場合は上司)に対して
・その人たちに、僕が期待していた役割は何か
・その人たちから、僕が期待されていた役割は何か
・それぞれ、実際の言動とギャップがあったか
・ギャップが、休職にどう繋がったか

ざっくり、こんな感じのことを、
1時間くらいで考えて、発表する場でした。

まとめた結果、ダメージを負う

「なんか、もっと普通に上司とか周りと
コミュニケーション取ればよかったんじゃね?」

という結論に、自分の中では至りました。

というか、他の方のエピソードを聞くと、
全然、次元が上でした。

みなさま、会社から求められている役割が高度すぎて、
「そりゃ病むわ」という内容を聞いていたら、
なんか、自分の悩みがちっぽけに見えてきたのが、
一つ目のダメージ。

二つ目は、単純に、
当時のエピソードを思い出しただけで、
テンション、ダダ下がり、ということでした。

とはいえ、自分の場合、おそらく、
人間関係は発症のきっかけでしかなく、
発症の最重要要素ではないから、
他の人と比較してちっぽけに見えるのかも、とも思います。

ただ、単に当時を思い出しただけで、
上司のムカつく態度とか、同僚から言われた嫌味とか、
見事にフラッシュバックしまして、
非常に腹立たしく、悲しくなったことは、
忘れないでおこうと思います。

多分、その腹立たしさを、
言語化できずに胸に秘めていたからこそ、
組織改変の一番大変な時期を狙ってわざと、
「休職」という最大の反旗をひるがえした。

……と、今となっては思います。
それしか、反抗する方法がわからなかった。

発症→休職長期化の一番の理由は

働けど給料上がらず
「サビ残わっしょいたのしー」
という状態が常態化している、
この会社にいることに不安を覚えたから
……な気がしてます。

そこら辺についても、
自己分析におけるファクターになりそうなので、
今後、座学とワークでじっくり学んでいく予定です。

そして今後、自己分析レポートを書く課題

この「自己分析レポート」が、進級できるかの鍵です。

これを完成させないと、進級ができない。

そして、進級まで転職活動を禁じられているので、
こと、僕においては、
レポートを早く完成させないと、
社会復帰の次のステップに進めない。

最短で、今から5週間。

書ける気もするし、書けない気もするし。

ただ、自分の「双極性障害」での症状が
どう変化しているのかも、
まだ完全には振り返れていない状態なので、
焦らず、しっかりやっていきたいと思います。

そんな勉強の成果と、先生の診察

先に、先生の診察で言われたこと

から。

おそらく、自己肯定感が低い。

理由として、
うつ状態を診断するテストの点数と、
和泉本人の実態が、乖離している
から。

テストで、うつ病的には中程度になるので、
日によっては動けないレベルであるとのこと。

しかし、和泉本人は、ここしばらく、
寝込んだりなどもなく、比較的元気。

要因として、自己肯定感が低いから、
物事の判断・捉え方が、シビアになる。

その分、設問にも、高い基準で答えてしまうので、
スコアが悪化しやすいのではないかとのこと。

先生からは、一旦、
こういう性質があることを覚えておいて、と言われました。

ちなみにその後、会社の保健師さんとの面談で、
「物事の捉え方や言葉尻に、自己肯定感の低さが現れている」
という指摘もありました。

自身を否定するのではなく、折り合いつけていくことで、
自己肯定感を低くさせない、ということを、
一つのゴールとして頑張っていきたいと思います。

ちなみに指摘されたのは、
自分の症状が、双極性障害のワークブックの内容に見事に当てはまったことを
「僕の行動は普通じゃなかったと知れてよかった」
と話したことでした。

「普通じゃない」ではなく、
自分のそういう性質・気質として認知すべしとのこと。

そして勉強の成果

なんか、躁のタイミングが来そう。

と、今思ってます。恐怖。

双極性障害のワークブックをやってみたり、
自分の症状を振り返ったりする中で、
「躁だったんじゃねぇか」の時の感覚
うっすら思い出してきました。

脳に血がぶわぁーっと駆け巡る感じがするのです。

それを今日、しっかり感じてます。

行きの電車でも眠くなかったし。

いつもより、言葉がスッと出てくる。

今日のワーク中、集中力高かったし。

そもそも、思考が冴えてる感じ。

感情面でいうと、誰かとめちゃくそ喋りたい
あと、浴びるように酒飲みたい
さらに、再び禁煙始めたけど、タバコ吸いたい
もっと言うと、ここには書けない衝動も。

……休職前であれば、

来たぜ、これが俺の本調子だヒャッホーーーーーーーーーーーーイ

と本気で思っていたのですが。

少し学んだ今からすれば、
少なくとも、以下の2つは分かります。

・破壊的衝動が、社会的によくないことを起こしかねない。
※ これまで影響が無かったのは、ただの偶然で超ラッキー。

感情の揺れでエネルギーを使うから、揺れ戻しが絶対に来る

そう気づいたので、
今の自分の状況が、死ぬほど怖いです。

帰り道、これらに気づいた時に、卒倒しそうになりました。
(37度の猛暑で、熱中症だっただけかもですが)

まぁ、とりあえず、

まずは、兆候に気づけたことを評価

したいと思います。
勉強してないと、見落としてましたから。

暴走しないように気を付けつつ、
明日、週次の診察なので、話せればなと思います。

そんな、
リワーク2週間でちょっとは成長したかな、
という日記でした。

ここまでの長文、読んでいただいた方、
本当にありがとうございます。

今日のヘッダー画像

去年流行ってた、じゃがりこメーカー

テキストを自由に入れて、
オリジナルのじゃがりこパッケージを作れたのですが、
超絶くだらないけど、ちょっと自信作な作品。

多分、この時期、躁だったので、
こういう、クソほどくだらないことで、
アイデア出てくる時、要注意です。

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