SIer内定した文系学部生       [関関同立大学生の就活振り返り]


はじめに

初めまして、関西圏の大学に通う現役大学四年生のmekko(メッコ)と申します。
名前の由来は自分がDJやイベントを企画するときに使っていたものをそのままコピペしてきたのが経緯になります。
その由来としてはmarimekkoという北欧ファッションブランドが好きで、、、
とせっかくこのページを開けてくれた方を退屈させては困るのでそろそろ就活の内容に入っていきますね!

この記事は自分の就職活動ライフの振り返り、そして自分の体験が誰かの役に立てたらなぁとぼんやり思いながら今から綴っていく所存です。
一応読み手としてはこれから就活に挑まれる方を想定して書いていこうと考えてます。
あくまで主観的で偏見や斜に構えた内容も含まれるかと思いますが、そこらを念頭において読んでいただけると幸いです。
それではスタート!

自己紹介

mekkoのスペックはざっとこんな感じになります、
関関同立文系24卒
サークル:フットサル、英語弁論、DJ
アルバイト:英会話講師(最近は日雇いで現場仕事もしてます)
趣味:読書、音楽鑑賞(hiphop,lofi,rock)、服・アクセサリー・香水を集めること
資格:TOEIC 900〜、実用英語技能検定1級
ゼミ:ビジネスコンテストたくさん出る系ゼミ

自分は好奇心がかなり旺盛で、
とにかく思いついた面白そうなことは素早く行動に移してきた大学生活だったので、幸いガクチカの数は平均的な学生より多かったと思います。

それぞれのガクチカで違う自分の強みをアピールすることを心がけていて、初期は企業の求める人材に合わせてガクチカをしゃべったりしていました。

mekko就活概要

就活は3年生の3,4月から行い、4年生の4月下旬に第一志望群であったSIer二社から幸運なことにオファーをいただいて幕を閉じました。
また、3年の3月から12月までスタートアップの人材系にて長期インターンにも参加し、途中離脱してしまったものの社会人として働くこと、人材業務を少しばかり経験しました。

同時に3、4月の就活ライフ序盤から就活サービス(matcher)、某エン◯レッジやサークル経由でBig4や商社内定者の方とたくさんお話しさせていただいてました。
自分は企業の説明会や解説動画などをじっと座って学ぶことが大の苦手だったので、とにかく偉大な内定者層と社会人の方と面談を組んでもらっていました。
いざ予定を組むと自分もある程度企業の下調べをせざるを得なくなり、情報がインプットできることに加えて、
生の声が聞けて印象にも残るのでOB訪問はできるだけたくさんしましょう!

就活期間では途中大学院を志していたこともあって空白の期間がたびたびあったものの、
夏インターン→10社参加(重工、金融、IT、ベンチャー、メーカー)
秋インターン→0社
冬インターン→3社(金融、IT)
本選考→約15社

という結果になりました。

本選考では大手一点張りで受けており、
ITコンサル、SIer、金融系、メーカーなどです。

コンサル系ではケース面接対策もあったので遅ればせながら一月の下旬ごろから猛スピードでキャッチアップしてました。フェルミ推定(EY対策)とケース面接対策は以下の本がかなり役立ったので、
以下に記載しておきます。


本選考

書類選考はありたがいことに全部通過し、
途中落選や辞退が重なったのちに最終面接までこぎつけたのは合計5社でした(医療メーカー一社、内資SIer2社、外資IT2社)。
その後受けたのが4社で外資IT1社とSIer両方の合計3社から内定をいただき現在ではSIer2社に絞っている段階です(本当に悩みすぎて禿げそうです)。

就活の軸(建前)

自分は三つの業界をメインで受けていたのでそれぞれ違いますので全部書き記そうと思います。
共通しているのは全ての軸に自身オリジナルの原体験を挟んだことになります。

金融の就活軸(メガバンク)
①経営者を支援できる仕事
→自身が教育系でオンラインにてプチ起業した際に経営者の方々と知り合い、経営課題解決に興味を持つ
②「個」としての実力が反映される仕事
→塾講師のバイト経験から商材(教材やカリキュラム)の差ではなく、個人としての付加価値で勝負してやりがいを感じた=金融業界自体が商材が似たり寄ったりな故に「個」の力が売り上げを大きく左右する

ITの就活軸(SIer)
①ITによる環境づくりに携われること

→身内が救急搬送され、病院にてラフなケアを受けた経験から医療現場における労働生産性を向上したいと考えるようになった。→色々調べるうちにIT技術にもっとも可能性を感じると同時に自身もIT人材を志すように
②公共性の高い基盤に携われること
→上記の出来事からITによるオペレーション効率事例に複数出会い、医療に限らず幅広い分野におけるITを用いた利便性・労働生産性向上を生産人口が減少している我が国(学部で行政を専攻しており、高齢化社会の課題に深く触れる機会があった)で行いたい。

就活の軸(本音)

ジョブハントする以上、
本音と建前の使い分けは大体の人が新卒が限らずしてるのではないでしょうか?

ITの就活軸(コンサル)
①ITによる環境づくりに携われること
→(上述)
②顧客と伴走した課題解決が行えること
→自身の塾講師として顧客目線で生徒や保護者と関係性を築きながら課題抽出から解決まで一気通貫で携わった経験にやりがいを感じる

ざっくりとこんな感じの内容を企業ごとに微調整(会社の強みや求めている人材)を加えてES+面接で話していました。

なぜ弊社なのですか?

これは就活生の多くが「ヴッ」と詰まる質問かと思います笑
私自身も本音ベースでは「いや学生目線からしたら御社も競合他社も一緒ですぞ」なんて考えながら必死に脳を回転させていました。

why弊社?
と聞かれた時の回答で私が意識していたことは主に二つあります。

一つ目は、
その会社しかやっていない特定の事業領域orサービスの志望動機を用意する(ex.医療領域における国規模のシステムを受注できるのはN〇〇データだけです!)

二つ目は、
「人」で差別化することです。
これは私が元リクルート人事の方からお伺いした話ですが「原則人に惹かれたという原体験は否定できない」ということです。
というのも、「〇〇事業をやりたいです!」と就活生が言っても、面接官に「それって〇〇さん(競合他社)もやってるよね」と返されますが、
「御社の社員の方々が〜、で心の底から一緒に働きたいと感じています!!」と熱意が伝われば否定はされません。

新米就活生がまず最初にすべきこと

おそらくこのnoteを開いてくれた方は就活生が殆どだと想像してます。そして、始めたてで何から手をつければいいかわからず軽いパニック状態な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

大丈夫です。落ち着いてください。

まずあなたがすべきことは大きく分けて5つあります。
①自己分析
②ガクチカ言語化
③いろんな会社を知ること(業界分析)
④ウェブテスト対策
⑤面接対策(喋る練習)

①自己分析

これは自分の向き不向き、やりたいことやりたくないことを把握するためにします。
自己「分析」とありますが、恐れ慄くことなかれ、
要は自分という人間が今までどういう状況でどのような決断をしてきたかなどざっくりわかれば良いのです!

よく自己分析を極めようと一日何時間も連日費やして、自分って何者なんだと勘繰る方がいます。
実際自分も自己分析勘ガルーの群れの中の一匹でした。
「俺10歳の時はこういう考えでこう動いたのに、12歳では別人並みに違う思考回路だ、」
なんてことを考えて自身のいい加減さにげんなりしていました。

ただ忘れてはいけないのが、人間なんて一貫性のない生き物なんです。自身のテニスサークルの新入部員前年比増加率を吟味して戦略を練る大学生がこの世に存在しないように(おそらく)、あなたの人生で頑張ってきたことや決断が言語化できた時にぐちゃぐちゃでもなんの問題もありません。
それが自然なホモ・サピエンスです。

じゃあなぜワンキャリアや就活会議で出てくる内定者のesや面接議事録があんなに綺麗なのか?
答えは現状の自分の思いや欲望に対して、
過去の自身の体験を辻褄が合うように整えているからです。
もっと言いますと過去と現在の整合性が取れるように加工して添加物をたくさん入れている内定者もザラにいるでしょう。

みんな受かっている人は基本タテマエとホンネを使い分けるのが上手な人なのです、
だからまずはホンネを把握するために自己分析をしましょう。時系列で自身の人生で起きたことを綴るのもよし、「メモの魔力」に付属している質問集に回答するもよし、
とりあえず1日30分でもいいので自己分析を始めてホンネを把握してきてください!
タテマエは後で加工すれば良いです。
そもそも原材料がないと料理は始まりません。

最後に

新卒の就職活動は人生で一度きりです。
悔いのないようにやり切りましょう!




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