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【小説】しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人 (早坂 吝)
「六つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めた。
各人に与えられた武器で殺し合い、生き残った一人のみが解放される」
女名探偵の死宮遊歩は迷宮牢で目を覚ます。
姿を見せないゲームマスターは6つの未解決事件の犯人を集めたと言うが、ここにいるのは7人の男女。
全員が「自分は潔白だ」と言い張るなか、一人また一人と殺害されてゆく。
生きてここを出られるのは誰なのか?
事件の交点が見えたとき、世界は反転する...というお話し。
設定や背景が二転三転として目まぐるしい。
一家殺害事件かと思いきや探偵が容疑者たちと閉じ込められてサバイバルというかバトルロワイヤル?
二転三転する設定は面白いし、それにも関わらずわお話全体が破綻していない所は流石だなぁって思う。
ただ、キャラ描写やトリックはラノベチックなのが好みじゃなかったかなぁ...。
個人的にはそのノリがしんどかった。
あまりこの手の騙し絵の中に騙し絵を入れておくようなメタミステリとかあまり読んだ事のない人にはお薦めかな?
真実を知りたければ嘘を知れ。
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