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【小説】その午後、巨匠たちは、(藤原 無雨)

とある寂れた町に歳を取らないという女性サイトウが訪れる。
それから幾星霜、山の麓に神社を建てさせると途端に町は繁栄し始める。
一方、山の中では卵から北斎、モネ、レンブラント、ダリ、フリードリヒ、ターナーら6人の巨匠が同時代に再誕生するのだが...
というお話。

円城塔先生の推し帯コメントを見て、まさかねとか思いつつまさかだったと言えばお分かりいただける方には納得していただけるだろう内容なんじゃないですかね。

ぶっちゃけ意味不明で理解不能。
荒唐無稽で奇抜?
注釈に次ぐ注釈による連弾の嵐。
注釈を読み進めても物語はなお進んで行く。
Wikipediaの注釈リンクを辿って、またさらにその注釈を辿るといった無限ループにも似たネットサーフィン的(死語)感覚を読書体験としてできるとはね。

どんな意味を見出すかは読者次第?
まぁ、意味を求める小説ではないのだろう。

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