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今日の詩

西伊豆のお話。

私は静岡に住んでいるのに、伊豆のことをよく知らない。あまり思入れがあるわけでもない。しかし、友人のきっかけもありこの歳になって伊豆がすごく好きになった。私の好きな海を詩にしたいと思う。

西伊豆の崖の方で撮影をした。山から降りて(登山家みたいに道はかなり険しい)下の海まで歩く。上から下に降りるイメージ。ゴールは磯。磯を目指して歩く。場所の名前なのかな?教えてもらった。磯って可愛い名前なくせに、なかなか過酷な場所で可愛くない。落ちたら即死なんだろうな...と思う崖がたくさんそびえ立っている。かなり岩が鋭いから、触るとすぐ手が切れてしまうし。
自然素材がたっぷりある場所と私は思っている。
人の手を加えてない場所にいくと、エネルギーを感じる岩を触っても ドクドクと流れるような 何かを感じる。生きてるんだよね、岩も。そんな感覚だった。

こわいこわいと思いつつ崖を登ったり移動して今日の拠点をみつける。それがなかなか楽しかったのだ。自然の中に溶け込んでいてすごく嬉しい気持ちになった。自分がちっぽけに感じた。釣りもしたけれど1匹も釣れず
あ~。やはり魚も春休みなのかと思い今回は諦め、カメラに夢中になった。時間なんて忘れてね。

これは崖と崖の間に海水が入ってきて、その動きが素敵だったので撮影をした。透明度もあるし、わたしも海に溶けてしまいたいという気持ちになるくらい美しかった。海はもっと怖いものだと思っていたが、海は今では好きな場所にランクインする存在にもなっている。

ただただ、見つめるだけでもおなかいっぱいになれるところ。それが西伊豆の海なんだ。

海は表情豊かだから色んな発想ができて嬉しい。
撮影が楽しかった。また行こうと思う。


はなれ ばなれ
チョコミント畑
ガラスの居眠り

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