空想は嘘なのか。
ものすごく興味深かった動画。
相方である綾部さんの本について語ったとき、
その中で披露したエピソードが実は存在しない、虚偽だったという話。
又吉さんご本人はもちろん嘘をついたわけではなく。
要は現実と空想が混同してしまう。ということらしいのですが。
そもそも「空想」と「妄想」の違いってなにー?
現実味があるかないかってところがポイント?
空想上の生き物とかいいますしね。
今回の動画でいうと、存在しないエピソードに思いをめぐらせ現実にあったように話しているので、妄想の要素もあるような。わかんないけど。
創作は想像、空想の上で成り立つと思うのだけど、
誰かにとっての空想が誰かにとっては現実だったり
SFの世界やんって思ってたことが近年どんどん実現されていってるし
何が現実で想像で空想なのか?はたまた妄想なのか?
ごちゃまぜワールドですね。真価が問われます。
私は小説、漫画、映画、ドラマなんかは全部嘘であってほしい派です。
全部フィクションだと言ってほしい。←
ただでさえ現実は辛いので、それ以外のものは嘘でいい。
この世に存在する創作物が全部真実だと思ったら生きていけないですもん。
洋館に閉じ込められてるのも嘘だし、恋人が余命3ヶ月の命も嘘だし
犯人が実は自分だったのも嘘、ぜーんぶ夢落ちだったのも嘘!!
そう思わなきゃ無理。辛すぎる。
ただ、自分にとってはあり得ないことでも、この現実に直面している誰かがこの世界には存在するかもしれないわけで。辛すぎる。
だから嘘だと言ってほしいのです。
これは誰かの空想上の物語です、現実には存在しません、と。
動画の後半、精神科医の先生のお話があるのですが、
「想像力が極めて豊かな人、抽象化する力、具現化する力が極めて強い人にはたまに記憶違いが起こることもある」とのこと。
記憶違いかぁ、、、。
なんかちょっと怖くもあるよなー。
これ創作を仕事にしてる方にぜひに聞いてみたい案件です。
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