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阪神タイガースの岡田監督が、「あれ」を達成するためにしたこととは?

こんにちは!髙宮孝一郎です。
本日は「阪神タイガースで具体的に何が変わり、進化し、優勝できたのか」
についてお話しさせていただければと思います。
ビジネスにも転用できる部分がありますので、
最後までご覧いただければ幸いです。

【ボール球の見極めが浸透】

まず初めにNHK sportsの記事のご紹介からさせていただくと、

今シーズンの阪神の攻撃で際立ったのがフォアボールの数。
ボール球を見極める意識がチームに浸透し、
地道に出塁して得点につなげたことで勝利を積み重ねてきました。

今シーズン、フォアボールを選んだ数は494個と12球団で断然トップです。昨シーズンの358個に比べて、大きく増やしました。
岡田彰布監督は開幕前から選手たちにボール球を見極める重要性を伝え、
さらに選手の年俸につながる基準のフォアボールのポイントを
これまでより上げるよう、球団フロントに申し出たのです。

引用元:NHK sports 日本シリーズ特集 59年ぶりの“関西対決”
https://www3.nhk.or.jp/sports/story/45879/

プロ野球の世界にも、
一般的な“会社”と同じように評価の査定制度があります。

例えば、岡田監督就任前の矢野前監督時代は
ヒット1本「2点」、フォアボール1つ「1点」でした。

それを、岡田監督は
フォアボールが増えれば、出塁率が増え
得点できる確率が爆上がりするという信念のもと、
球団フロントに、フォアボール1つ「1.2点」に、
そして7回以降のフォアボールは「ヒットと同様に扱う」
という評価制度に変更しました。

矢野前監督は「良い集団」と作ろうとしました。
例えば、選手がホームランを打ったら
ホームラン後のメダルを首にかけるというメダル・セレモニー。

岡田監督は「そんなものは必要ない」とばかりに切り捨てました。
岡田監督は端から「良い集団」を作ることなど興味がなく、
シンプルに「優勝できるチーム」を作ることに
最短でアプローチした結果が、見事優勝という形で達成されました。

優勝できるチーム=勝てるチーム

岡田監督は勝てるチームになる為に、
まず評価制度というものを変えたのです。

なぜなら、組織のトップからのメッセージとして
「勝つための戦略=フォアボールの獲得数アップ」ということを
選手たちに認識してもらう必要があると考えたからです。
そして、選手にそれを浸透させたのです。

9月13日の時点で
▽4番の大山悠輔選手は昨シーズンの59個を大きく上回る88個
▽1番・近本光司選手が64個
▽2番・中野拓夢選手は5月の時点で、昨シーズンの18個を超え、
 今シーズンは、53個

またチーム打率は、リーグ3位ながら
▽得点数が500
▽出塁率が3割2分4厘
で、いずれもリーグトップです。

引用元:NHK sports 阪神タイガース 18年ぶりのリーグ優勝
https://www3.nhk.or.jp/sports/story/45389/

評価制度は戦い方を写した鏡です。
私は、勝てるチームを作りたい。
常勝チームの定義は、「売上予算達成」が最低条件。
売上予算を達成させる為に、
我々のウェディングコンサルタントの仕事の中で
選択と集中するべきは、「成約数アップ」
です。
そこが達成されない限り、年間予算達成もなければ、
メンバー一人一人への還元も、お客様への還元もできません。

改めて「成約数アップ」にフォーカスした、新たな評価制度を
検討・設計する必要があると考え、現在、進めております。
勝てるチームで働く人がキチンと評価をされる評価制度。
裏を返せば、プロ野球の世界も同じで、
評価を落としたら2軍に落ちるように、
評価が低い人へは、評価を上げるための機会をしっかりと創りつつ、
会社として指導・教育として
アプローチしていくことも必要であると考えてます。

私からのメッセージは勝てるチームを作るために、
「成約数アップ」を最も重要視し、これからは戦っていきます。

とにかく幸せなカップル数を増やしていく為に、
会社として犯罪を犯すこと以外は、なんでもしていきます!笑

「結婚式からこの国を元気に!!」


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