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メイドインジャパンの食文化史

メイドインジャパンが安全、健康の真実を知っていますか?

■メイドインジャパンの食文化史/畑中三応子/春秋社
■3つのエピソード
1.日本で忘れ去られた?!和食の特徴
『和食』はユネスコ無形文化遺産に登録された。
この『和食』の特徴は
・多彩で新鮮な食材とその持ち味の尊重
・栄養バランスに優れた健康的な食生活
・自然の美しさや季節の移ろいの表現
・年中行事との密接なかかわり

どうでしょうか?今の日本の食文化に残っていますでしょうか?
インスタント、レトルト、コンビニ、ファストフードなどが当たり前になってきている日本の食の現状。和食が称賛されているが、その発祥である日本がこの食文化の特徴を忘れている。

2.アメリカによる日本の食文化のゆらぎ
日本は第二次世界大戦後、アメリカの食糧支援という形で食生活に大きな変化を迎えた。
小麦、乳製品、肉、、、いままで食べる習慣のなかったものを多く摂り入れることになった。
そこには、アメリカの余情農作物を日本に売りつける計画があった。
アメリカの食を導入するために栄養改善運動なども行われて、いかにアメリカの食事が良いかを歌い続けた。
でも、その後、アメリカでマクガバンレポートを発表後、アメリカの食が健康を害するとされ、それによって、今まで日本に進められてきたアメリカの食が否定され、日本の歪んだ健康ブームが来た。

3.なぜここまで日本の食文化が変化出来たのか
ただ単にアメリカの言いなりというところもあるが、
日本人の特性として、新しい物好き、食べ物への好奇心が高いという特性がある。
その為、新しい文化が入ってきても、受け入れられるという国民性が、結果としてメイドインジャパンの本質を失うこととなっていた。

■マイエピソード
わたしもかつては『国産』と書かれているものには安心と思っていました。
でも、調べれば調べるほど、国産の裏側を知りました。
いま、日本は世界でNO1の添加物使用の国。
諸外国では使われていない農薬やトランス脂肪酸などが規制ゆるく使用されている。
安全安心の国産という表向きとは全く違う裏側がありました。
新しい食文化が入ってくることは食の楽しみが広がりとても良いと思います。でも、その裏で多くの人が気づかないように日本の食がくるっていく。
この現状をこのままにしてはいけないと感じています。

■今日からやること
日本の和食文化を再度まなぶ

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