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お気に入りの記事まとめ

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好きだな、とか、また読みたいな、と思った記事たちをブックマーク代わりにまとめています。どの記事もとっても素敵なので、良かったら見てください。
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#デザイン

Pinの表示回数が100倍に増えた話

 私がPinterestに投稿したピンの表示回数が月間300回から3万回へ激増しました。何をしたかというと、アイデアピンを投稿したんです。 アイデアピンは紙芝居形式のピン 最高20枚までの画像(と動画)を組み合わせられます。  見た目はInstagramのストーリーズに似ていますが24時間後に消えることはありません。投稿直後から数ヵ月かけて世界中のタイムラインを勝手に回遊し続けてくれるようです。アイデアピンの概要はこちら。 投稿しているのはどんな人? 自分のノウハウを世の

Canvaの「中の人」インタビュー ★ Canvaのデザイナーに、おすすめの使いこなし方を聞きました!

こんにちは、CanvaのKyoです。毎日本当に暑いですね。あまりにも暑いので家に籠もりがちになってしまいますが、そんなときこそお家でデザインを楽しむのはいかがですか? 2012年にオーストラリアで誕生したCanvaは、現在では世界の190以上の国々で使われており、100か国語以上の言語でサービスを提供しています。 当初は、英語で作られたテンプレートを翻訳して提供していたのですが、今年(2021年)に入ってから、それぞれの国に向けてデザインをカスタマイズする新たなプロジェク

【かまわぬコラボカバー】日本の名作を、素敵な和柄カバーで

みなさん、こんにちは。 むささびです。 今回ご紹介するのは、角川文庫から出版されている、「かまわぬコラボカバー」です。 読書好きの方なら皆さんご存知の、あの和柄の可愛い文庫本ですね。 私はこのかまわぬコラボカバーが大好きで、いつか全種類集めたいと思っています。 今回の記事で、少しでもかまわぬコラボカバーの魅力をお伝えできれば嬉しいです。 壱、かまわぬコラボカバーとは「かまわぬコラボカバー」とは、株式会社KADOKAWAの角川文庫と、てぬぐいブランドのかまわぬがコラ

失われた「かわいい」を求めて、 原田治展

わたしは一時期、「かわいい」についてめちゃくちゃ考えていた。 「かわいい」会社でファッション商品の企画デザインに携わる会社員として、常に「かわいい」を考え、「かわいい」を使い、「かわいい」を作ってもらい、「かわいい」を売ってきた。それは誰からもわかる「かわいい」なのか。どうすれば「かわいい」が伝わるか。 かわいいについてはイヤというほど考えてきたつもりだったけど、まだまだちっとも足りていなかったんだと、この展示を見て思い知らされた。 「かわいい」の発見 原田治展である。

【architecture】色|ルイス・バラガン

私は色が苦手である 安易に手を付けると、意図している表現から遠ざかってしまう気がしてしまう だから「この色が好き!」と直感で選べる人がうらやましい よくトイレの壁一面だけ色を変えたいとか、子ども部屋の壁の色を変えたいという要望を聞く アクセントになって良いなとは思うが自分では決められない しかもビニールクロスの人工的な色で良いのか… 自分でも分からない だから苦手なのだ 色を使った建築家として有名なのが昨日も紹介したメキシコの建築家ルイス・バラガンである メキシ

まずは紙とペンでUIをデザインしよう、みんなで。

アンカーデザインの木浦です。 ここ数年、弊社を含めUIデザインの現場ではFigmaやAdobe XDなどのツールが当たり前のように使われるようになりました。 パワフルだけど使いこなすのが難しいAdobe PhotoshopやIllustratorと比べて、ある程度直感的に使用できるFigmaやAdobe XDはデザインを学び始めた方にも積極的に利用されているように見受けられます。これらのデザインツールはある程度までは無料で使用することができる点も大きいのでしょう。 私達

革のハガキ

少し新しいプロダクトを作りました。 名前は「革のはがき」。 そのまんまです笑。 何かプロダクトを開発する時、メモや、日記に、開発最初、開発途中での心持ちを書くんだけれど、コロナで新作発表もできないし、youtubeの映像にすると少し自分が開発してきた重みに対して軽くなっちゃうから、このnoteでそんなメモたちの集合体である文章を読んで頂きたいと思います。 noteで新作発表はじまりはじまり。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コロナ禍で

色覚異常でもデザイナーになる 1

私は少数色覚(2型色覚異常:緑色が弱い)のプロダクトデザイナーです。電化製品の製品デザインをメインの仕事にしてます。もうデザイナー歴としては10年を越えています。 あまり言わないようにしていますが、私がだれかに「自分はデザイナーだけど少数色覚です」と話しをすると、たまにこんなことを言われます。 「それはあなたが持って生まれた個性なんだよ!  あのゴッホも色盲だったらしいし、  それは一つの才能だと私は思うよ!」 こういうニュアンスのことを言われます。 こういうことを言

デザイン制作における「ググり力」の話。

最近、デザイナーを目指す人を、課題を通してサポートする機会(=トレーナー)が増えているのだけど、 このトレーナーと生徒さんの関係を通して、わからないことを自力で検索して解決する、という力はれっきとしたスキルなのだなと改めて感じている。 検索だけで生きてきた、初心者時代。僕は、大学でこそ実技や座学を通してデザインについて学んできたけど、 HTML/CSSなどのWeb関連の情報のそのほとんどは「ググって」身につけたものだ。 HTML/CSSについては、「自分のサイトに画像を設

絵画とファッション「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」白いドレスの破壊力について。

突然ですが、「白いドレスを着た少女たちを庭で眺めていたい」という偏愛極まりない私の願望の元となった、美しい絵画をご紹介いたします。 ジョン・シンガー・サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」です。描かれたのは1885年。ヴィクトリア時代です。 John Singer Sargent「Carnation,Lily,Lily,Rose」1885-6 「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」ロンドンのテート・ブリテンで初めてこの絵を見たときの衝撃は忘れられま

2穴パンチに惚れた小学生と、魔法の筆箱

私は小さい頃、文房具が大好きだった。 今でも文具店に行くと、ふらふらと歩き回ってしまうのだが、昔はお小遣いを貯めて、必要かどうかもわからないちょっと面白そうな文具を買うのがある種の趣味だった。 その当時、特に好きだったブランドはミドリという日本の文房具ブランドの「カラーステーショナリー(CL)」というシリーズである。 これは2つ穴用の穴あけパンチだ。(スケルトン全盛期) A4、B5などの目印がついているため、紙の中心がわからなくても、ガイドにそって用紙の端を合わせるだけで

塗り足しと余白について

最近はオンライン化が進み、手軽に印刷会社に注文できるようになりました。デザイナーのような専門職ではなくても利用する人が増えています。しかし、印刷会社に注文をしたことがある人でも、塗り足しと余白がなぜ必要なのか理解している人は少ないのではないでしょうか。対面ではなくオンラインで簡単に完結してしまう分、印刷会社側としては、お客さまの理想の仕上がりが想像しづらいです。そのため、入稿データに塗り足しと余白がないと、想像と違う仕上がりになってしまう恐れがあり、不備データに繋がります。

シャニマスのチェックボックスから見る色弱者の世界

先日のアップデートでシャニマスのUI周りに色々と手が加えられた。 その中でも個人的に嬉しかったのは、ソートに関連するチェックボックスのON/OFFが見やすくなっていたことだ。 大多数のユーザーにとっては「まあ確かにね」くらいのものかもしれない。しかし私は「これでようやくまともにソート機能が使える」とひそかに歓喜した。一部のユーザーも共感してくれるのではないだろうか。 なぜなら私の目に映った変化は以下のようなものだったから。 チェックの光沢の有無でかろうじて判別していた