【おもしろ外資】中国編 その9: 儲かっているのかどうか、誰も知らない
儲け=利益➡現金回収は起業経営で一番大事なことだ。
信用も非常に大事なことなのだが、現金が無いと潰れる。「勘定合って銭足らず」は現実にある。Cash is KING*1(現金こそ全て)は経営の必須条件だ。赤字であっても、会社の評判が悪くても、裁判沙汰が多くても現金があれば生き残れる。これは人も同じ。信用があれば現金も調達できる、とは限らないのが現実だ。
ある日、会社のデータの分析に取り掛かった、売上高のデータはあるのだが、原価のデータが無い。会計チックな話になるが原価のデータが無い=在庫管理のデータが無い=在庫管理が出来ていない ことになる。
理由を聞くと、マジカル頭脳パワーびっくりの答えが返ってきた。
「原価が分かってしまうと、倉庫・工場・営業が不正な行為をするため」。
高い原価=良い商品の値段が分かると、不正転売に繋がる、というのだ。
疑問が湧いてくる。
営業は原価が分からないのに、どうやって売値を決める?
倉庫は原価が分からないのに、どうやって在庫管理ができる?
経理は原価が分からないのに、どうやって利益を算出できる?
経営は原価が分からないのに、どうやってKPIsを管理できる?
などなどだ、他にもある。
何年後かに、グローバルCEOを説得して、管理システムを入れて問題は概ね解決するのだが、またそれは別の機会に。
みつまJAPAN'*2のことを考えていたら、書くのが面倒になった。
終わりま~す。
(その10:風水でオフィスのレイアウト変更、席が無くなった に続く)
Cash is KING*1
愛はお金じゃ買えないが、お金が無ければ何も買えない、寂しい現実ね~。
みつまJAPAN'*2
リットン調査団と並ぶ怪異芸人、対抗できるのは鳥肌実か。
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