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『ポイフルの詩』

友達になろう、
といってなった友達なんていないし、
恋人になろう、
といってなった恋人なんかいない。

僕も君もしらない間に、
二人の間にぽかっと空いた
まっしろな空間になまえがついて、
そこに入れていくべきものは
もうとっくに決まっていた。

それからです、
胸の中の色たちにも、
なまえが必要になったのは。

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