読書感想文#24
今回は読書感想文です。
水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』を読みました。この本はテレビのスペシャルドラマになんかもなったりして、結構知っている方も多いのではないでしょうか。
知らない方のために、あらすじを少し説明しておきます。
主な登場人物は2人で、普通のどこにでもいるようなサラリーマンの主人公とゾウの神様「ガネーシャ」の2人です。
話の流れとしては、変わりたいと願う主人公がガネーシャから与えられる試練を乗り越えながら成長していくという物語です。
また、ガネーシャが関西弁で、ストーリー的にも面白要素も多くとても読みやすく、普段自己啓発本とかを読まない人もとっつきやすいと思います。
自己啓発本が世の中に多くある中で、このようなストーリー仕立てのものは珍しく、読んでて新しさを感じます。
この本の中でも出てきますが、自己啓発書で書いてあることって案外同じようなことばかりです。
では、人ってなぜ変われないのでしょうか。
一つとして、本を読んでる時は変われる自分に期待をして満足してしまっているという部分があります。
このような本を読む方なら、普段から自己啓発本を読んでいて、だけどなかなか行動に移せない、と感じている方も多いと思います。
そういった方は、特に主人公に感情移入してしまうのではないかなって思います笑
私も読みながら、ガネーシャの言葉がストレートに自分に刺さってくる感じがしました。
具体的にどんなお題がでるのかが気になる方もいると思うので、ネタバレにならない程度に1つだけ紹介したいと思います。
人間は意識を変えられない
これはなぜかと言うと、人間の意思というのはとても弱く、意識を変えようとすること自体はとても楽だからです。
だからこそ、人間は変わろうと思えば思うほど楽をしていて、変わらない自分に落胆してしまいます。
では、どうすればいいのか。
そうせざるをえない環境を作ってしまうというのが答えです。
ここでガネーシャからの試練です。
決めたことを続けるための環境を作る
これに対して、主人公はソファで寝てしまう自分を変えるためにソファを捨てました。
なかなかの行動だと思います。ですが、よっぽど自分を律して行動できる人ではない限り、このくらいの覚悟を持って環境を変えることは時には必要なのかもしれません。
このように、この本では試練に対しての主人公の具体的な行動も見れるので、自分ならどうするということが考えやすく行動に移しやすいと思います。
この本は、個人的に、沢山ある自己啓発書の中でも行動する気が起こるランキング上位に入るのではないかと思います。
沢山本を読むけど、実際何も行動できないんだよなって方にはお勧めの一冊です!
いつもありがとうございます。これからも夢をかなえるために頑張っていきます。