【SAS】に行ったお話
こんにちは。
日本の一般社会常識が苦手でバルセロナまで逃げてきたのに、結局その日本社会の常識にとらわれまくっている、ぬこ尻です。
今回は、昨日の午前中に行ってきました、SASについてのお話をします。
SASとはなんぞや？
El Servicio de Atención Socioeducativa (SAS)
※A las personas cis y trans trabajadoras sexuales
性労働従事者（性自認が一致している人々と、性転換した人々）
社会教育ケアサービス (SAS) は、バルセロナ市で性労働を行っている、または行っていた女性、特に公道でサービスを提供および交渉する女性に対して市議会が利用できる特別なサービスです。これは、心理学者、医療従事者、弁護士、教育者、ソーシャルワーカーで構成される学際的なサービスであり、個別ケア、グループケア、地域ケアを提供します。
※グーグル翻訳使用
https://ajuntament.barcelona.cat/dones/es/informacion-y-atencion/las-mujeres-cis-y-trans-trabajadoras-sexuales/atencion-en-la-via-publica
どうやら5年前に一度訪れたことがあるようでした。
かすかに、
「あ、ここ来た記憶があるような気がするでも無きにしも非ず」
と、脳細胞動詞が樹状突起を伸ばしかけました。
建物入り口の受け付けて待っていると、担当の女性が出迎えてくださって個室でお話をしました。
その際に、五年前に一度会ってお話をしたんだよ、と教えてくれました。
今、脳細胞の樹状突起同士が握手をした！！
シナプスがつながった！！
思い出しました。
5年前、2019年、ビザのことでいろいろとお話聞いてくださったり相談に乗ってくださったりしました。
※そのときお金が100万円以下だったから学生ビザ延長更新不可能な状態でしたのですよ。
あれから早5年。
時が経つのはあっという間ですね。光陰矢の如し。
なーんて感傷に浸っている場合ではありません。
とりあえずまずは近況報告と現状確認と、この先どうしていこうかという計画を話し合いました。
と書くと味気ないし堅苦しいイメージがしますよね。
実際には、わたしは号泣鼻水だらだら自分がダメ人間すぎてどうしたらいいのかわかりません、と訴えまくっていただけなんですよね。
仕事もできていないし、生産性もないし、人生の迷子状態でまるで子供みたいだと。
それでも担当者の方は、
「植物を育てられたり、一人暮らしをして毎月の家賃も光熱費も払えていることは、立派なひとりの成人だよ」
といってくれました。
そうなんですよね。
かつては、日本にいたことは、
『足の踏み場もないほど、床が物で覆われつくした汚部屋住人』
だった。
そのことを鑑みれば、今のバルセロナでの生活って、
「床見えてるよ！」
「他者をおうちに入れられるよ！」
「トマトちゃんめっちゃ実をつけてるよ！」
※まだまだ青々していますが
「ハーブもめっちゃ元気に茂っているよ！！」
「名前に惚れたお花がようやく咲いたよ！」
※【INMORTAL - SIEMPREVIVA】
死ぬことがない、常に生きている、、、美しすぎる名前だ( ；∀；)
※多分意訳勝手にそう読み取ってます
茎部分が尋常でなく長いんですが、これが一般なんでしょうか？
そう、自分をほめてあげられること、いっぱいいっぱいあるんだよ！！
と、SASスタッフさんにいっぱいいっぱい、褒めていただきました。
そのため、より一層、泣きました。
(´；ω；`)ｳｯ…。（笑）
一人で頑張って頑張って、それでもどうしようもなく困った状態に陥ったひとびとに、
「私たちができることには、こういうことがあるのだけれど、この中でアナタの力になれることはあるかな？」
と、提案して手を差し伸べてくれる、一緒に考えてくれる場所。
それが、SAS、、、
ではないかなあ、とわたしは感じました。
そして今回、ひとつの問題が浮上しました。
ここでまさかの、自営業登録（ビザを継続するために必要でした）がネックになるとは、、、！！！
次回は、弁護士さんを交えての面談になるかもしれません。
今回は、SASに行ってお話を聞いてもらったよ、というお話でした。
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