みんなのおかえりフード「沖縄そば」
はいたい。琉球ごはんの瑞樹です。
「おかえり」の味
ほっとする食べ物ってありますよね。
私にとっては、沖縄そばがそうなんです。
地元の首里は沖縄そばの名店が多い地域。週末にはよく家族で食べに出掛けていました。涼しい風が通り抜ける古民家のお店で、おばぁちゃん、両親、きょうだいと一緒に味わう沖縄そば。
今でも沖縄そばを食べると、そのときの情景を思い出すことがあります。
若気の至りで朝まで飲んで、二日酔いしながら、友人と食べたこともありました。
那覇空港に着いたその足で食べに行く沖縄そばの味もいいものです。
毎回、沖縄そばを食べるとほっとするんですよね。
ぺこぺこのお腹を満たしてくれる、食べ応えのある麺。甘辛く煮付けた三枚肉やソーキ肉。
そして一番はスープ。
だしが効いていて、体と心に染み渡るほっとする味。「おかえり。よく帰ってきたね。」と言ってくれてるような、優しさを感じます。
今日はそんな温かさをイメージして、沖縄そばを作ってみました。
まずはスープから
沖縄そばのスープは豚だしとかつおだしのブレンドが主流。その比率は店によってメーカーによって様々です。
豚だしも豚骨から取るのか、お肉から取るのかという選択があります。
色々なレシピを見たところ、今回は豚骨だしをとり、コクのあるスープにしたいと思いました。
本格台湾料理のレストランを経営する友人夫妻が、通なお肉屋さんにつれて行ってくれ、そこで豚骨をゲットできました。李ご夫妻、ありがとう。
そば界で特別扱いの存在
沖縄そばの麺は、蕎麦粉を一切使わず小麦粉のみで作られます。そのため、1976年に公正取引委員会から、そばと銘打つことにクレームが入り、堂々と「沖縄そば」を名乗ることが許されない時期がありました。
沖縄県生麺協同組合の方が、公取への折衝を続け、2年後に「沖縄そば」と名乗ることができるようになったのだそうです。
実は、沖縄そばには12個の定義があります。これが一つでも欠けると、沖縄そばとは言えないそうです。
沖縄県内で製造されたもの
手打式(風)もの
原料小麦粉 タンパク質11%以上 灰分0.42%以下
加水量 小麦粉重量に対し34%以上~36%以下
かんすい ボーメ2度~4度
食塩 ボーメ5度~10度
熟成時間 30分以内
めん線 めんの厚さ1.5~1.7ミリ切葉番手 薄刃10番~12番
手もみ 裁断されためん線は、ゆでる前に必ず手もみ(工程)を行う
ゆで水のPH8~9
ゆで時間 約2分以内で十分可食状態であること
仕上げ 油処理してあること
神戸在住の私は、市内のわしたショップで八重山そばの生麺を買うことができました。細めでストレートの麺が特徴です。
沖縄県内だとどこでも買えますが、県外だとわしたショップ、沖縄宝島、通販などで手に入ります。
どうしても手に入らない時は、中華麺で代用もできます。
あっさり上品 沖縄そばの作り方
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、良い週末をお過ごしください。
\毎日、つぶやいています/
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