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音楽系記事

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#ライブレポ

名残惜しそうな指先と置いてきぼりの私の心「齊藤京子卒業コンサート」京子卒業おめでとう

名残惜しそうな指先と置いてきぼりの私の心「齊藤京子卒業コンサート」京子卒業おめでとう

齊藤京子の卒業を知った瞬間、私はオフィスで「嘘だ!」と叫んでいた。同僚が「ちょ、うるさい」と注意してきたが、私にとってそんなのどうでもよかった。日向坂46の中でもセンターをしたことのあるメンバーの卒業。いや、それだけではなくて、あの低くて響く、魅力的な歌声が日向坂の楽曲で聞けなくなることが、寂しくて仕方がなかった。

卒業コンサートのチケットファンクラブ先行が始まったとき、私は申込みをしなかった。

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Creepy Nuts ONE MAN TOUR「アンサンブル・プレイ」ライブ感想を今さら

Creepy Nuts ONE MAN TOUR「アンサンブル・プレイ」ライブ感想を今さら

HIP HOPという音楽のジャンルを知ったのはCreepy Nutsがきっかけだった。今までなんかノリノリの音楽があるな~いいな~ぐらいにしか思っていなかったが、その音楽はHIP HOPと呼ばれているらしい。波に揺られるかのようなフロウ、バチっとハマる韻、ノリノリになれると同時に心地いい。この音楽のことを私は一気に好きになった。

そして、Creepy Nutsのことも、大好きになった。

好きに

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いつだって夢見ていたい、だから推し活はやめられない(SEVENTEEN ドームツアー2022 ライブレポ)

いつだって夢見ていたい、だから推し活はやめられない(SEVENTEEN ドームツアー2022 ライブレポ)

2020年、世界中が未曽有の大災害に見舞われた。世界がどんよりと淀んで見えたこの年、私は本当にいろんなものを諦めた。
友人との食事も、家族での沖縄旅行も、年末の帰省も、そして、東京ドーム公演を控えたSEVENTEENのライブも。

手元に残ったのは無効になったチケットと、公演しないならと大量に買い込んだグッズだけだった。チケットの返金もあったけど、正直いらないと思っていた。このお金は音楽活動が出来

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ライブは「エゴのぶつけ合い」なのか。その真髄を確認すべく、私はウマ娘のライブに足を運んだ

ライブは「エゴのぶつけ合い」なのか。その真髄を確認すべく、私はウマ娘のライブに足を運んだ

2022年8月24日の夜、ベッドの上で私はスマホ片手にボロボロ涙をこぼしていた。その日公開されたゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の新シナリオ「グランドライブ」を遊んでいただけなのに、あまりにもそのストーリーが刺さりすぎて、一人泣いた。

ストーリーを簡単に説明しよう。勝利したものだけがセンターに立てる「ウイニングライブ」とはまた別に、みんなが平等に輝ける「グランドライブ」を復活させようと様々な

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日向坂46「Happy Smail Tour2022」で33人の輝きを見た

日向坂46「Happy Smail Tour2022」で33人の輝きを見た

にこにこおひさまは厚い雲に隠れていた。けど、今日の主役はおひさまと、笑顔振りまく彼女たちだ。

2022年11月13日。日向坂46「Happy Smail Tour2022」のラスト公演日。おひさま(日向坂のファンの呼称)の私は代々木体育館へ参上した。着いた瞬間雨降り始めたのは笑ってしまったけど、たくさんのおひさまが集まった会場は熱い!熱いのだ!多分。無事ペンライトもゲットできたので、いざ自席へ。

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渡邉美穂の、日向坂46の未来に幸あれ

渡邉美穂の、日向坂46の未来に幸あれ

渡邉美穂の卒業が伝えられたのが4月3日。そこから3ヶ月が経とうとしていた。6月28日、今日、卒業セレモニーが開催された。

ありがたいことにお席を準備いただいたので、現地で参戦できました。ここからその感想を書いていく予定なのですが、あの、セトリとかは書く予定はないです。それを求めてる人はつまんないかも。あくまでもヲタクの感想なので。

さて、今回は最初で最後の22人のパフォーマンスだ。席についた瞬

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3回目のひな誕祭。はじまりと、今日というおわりの日までの話。

3回目のひな誕祭。はじまりと、今日というおわりの日までの話。

まずは私と日向坂46の出会いから語る

私が日向坂46、いや「けやき坂46」を知ったのは、欅坂46がきっかけ…のようでそうではない。欅坂46は知っていたし好きだった。対してひらがなけやきはなんとなく、知っていたぐらいだった。

じゃあどこから好きになったのかというと、キャプテンの佐々木久美さんが、私の別の推しと顔がそっくりだったことからスタートしている。その後見た「ひらがな推し」(※「日向坂で会い

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