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ちいさいひとたちと

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子どもとの関わりにおいて、「見ること」を大事にしたい。なにしてる?どんな顔してる?なに見てる? このマガジンには、その振り返りを中心に、子育て記事をまとめていきます。 ちいさいひ…
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#育児日記

ゲームが楽しいんだなぁ

ゲームが楽しいんだなぁ

夕食の準備ができた時、息子がゲームをしていたので、やめるように言った。いつもの約束事として、自分でタイマーをセットしてゲームをするのだが、そのタイマーではもう少し時間が残っていた。タブレットを片付けたものの、いいところだったらしく、彼は納得がいかなかったようだ。私と上の子は食事を始めたが、息子は私をにらんで泣いていた。
どうしたの?なあに?と聞いても、なにも言わない。ただ、一定の執念で泣き続ける。

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カタツムリの綱渡り

カタツムリの綱渡り

5才の息子と、寝る前に絵本を読んでいた。
内容は、カタツムリの生態と飼い方。
「カタツムリは、糸の上も歩けます」と書いてある。
カタツムリが身をよじって、細い糸に絡みついている絵がそえられている。

横で聞いていた、5年生の娘。
「歩きたいわけじゃないだろうね」

5才児語録 #5

5才児語録 #5

玄関に突っ張り棒を取り付けてある。上着類がかかっている。
その強度について、夫と私が話していた。

それを聞いていた5才児、目をキラキラさせて、
「今、落ちてきたらおもしろいことになるね」

なりません。
大人としては。

君といると楽しいよ、5才児。

5才児語録 #4

5才児語録 #4

5才児「なんで右手が利き手の人が多いの?」

姉・10才「クローバーみたいなものじゃない?葉っぱ3枚のが多いけど、たまに四つ葉があるでしょ」

そうか、クローバーか。

彼女によると、四つ葉のクローバーは、まだ芽が小さいうちに踏みつけられたりすることによる変異らしい。

ちなみに、私は左利き。踏みつけられたかな?

相手の思うことがすべて

相手の思うことがすべて

育児の先輩でもある友人と話していて、はっとさせられる言葉があった。

「相手の気持ちがすべてだからね」

続けて、彼女はこんな話をした。

知人親子のこと。
不登校の子ども(高校生)を母親は心配しているが、気持ちが噛み合っていない。その子は小さい頃から勉強もスポーツもよくできて、親の自慢の種だった。母親は、子供が賞をとったり新聞に載ったりすると褒めた。でも、子どもの方は、「自分は今まで褒められたこ

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あくび、のち、ヘアカラー

あくび、のち、ヘアカラー

今朝、日課のヨガをしながら、あくびが止まらなかった。
あくびと深い呼吸は違うので、これでは調子がのらない。

今日はどうしたのだろう、と考えてみたら、朝4時に、5歳の子のトイレに付き添うために起きたことに思い当たった。

あの時間帯に起こされるのは、一番きつい。
今では滅多にないけれど、以前はよくあった。夜泣きなんてこともあったな。トイレならすぐまたベッドに戻って眠れるけれど、授乳したり、泣く子を

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5才児語録 #2

5才児語録 #2

(1)
「〇〇(自分の名前)が時計の長い針だったらなぁ。
 そしたら、すぐ大人になれる」

(2)
しりとり
父「リニアモーターカー」
子「からす」
父「……」
子「あれは? 野菜がぬける音」
父「え?」
子「すぽん」
おしまい

5才児語録 #1

5才児語録 #1

(1)
「(トミカ図鑑を)見てると、今持ってるやつに飽きてくるんだよな」

そのとおりだね。カタログ(的なもの)を見ると、新しいものは輝いて見える。もう手に入れたものは色あせる。5才の彼も、この仕組みにしっかりと参加している。大量消費社会に対する素直な感想に、私はどきりとする。

(2)
仮面ライダーの本を見ながら、
父「仮面ライダーになりたいな」
子「もうなってる人いるよ」