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理想の給食プロジェクト🍚レポートその5🍚

『理想の給食べんとう』
そして
『理想の給食プロジェクト』
についてシリーズでレポートしています。

今回はその5
11月26日㈯の
『こどもと地球のみらいフェス』で
提供するお弁当の試作のレポートの続きです😊

今回のお弁当献立の目標のひとつである
学校給食摂取基準の
カルシウムと鉄分の基準値を
なんとかクリアしよう!
を達成するために
まずは有望な食材をあげていきます☝️

カルシウムが豊富な食材といえば
代表は乳製品ということになりますが
アレルギーのことなども考慮して
乳製品以外のものを使うことに。

給食では牛乳200mlがつくので
それだけで
カルシウム220㎎が摂取できるのですが
おかずにも乳製品を多用してしまうと
アレルギーの子は摂取できないことになり…😢
私たちは
出来るだけ乳製品に頼らない献立作りに
挑戦してみることにしました💡

乳製品以外だと
大豆製品や小魚、干しエビ
野菜だと小松菜、チンゲン菜、切り干し大根
それから海藻類がカルシウムが豊富です。

鉄分が豊富な食材は
レバー、あさり、しじみ、さんま、カツオ
植物性のものなら
大豆製品、ひじき(ただし鉄窯炊きのもの)
小松菜、だいこん菜、ホウレンソウ、
それからココア!などです

これらを踏まえて
ビビンパの材料の中で
置き換えの出来る食材を考えていきます。

らる畑さんのキッチンにて
いざ、一回目の試作です。

まずは、もやしの代わりに
カルシウムが多い切り干し大根を
使うことにしてみました。

りえこさんが考えてくれたレシピは
極少量の水で戻した切り干しを
じんわり蒸し煮にして
シンプルにお醤油で味付け
ゴマ油でコクと香りを加えて
これまたミネラルたっぷりの
スペシャルブレンドの出し粉で和えるというもの。
これがめちゃくちゃ美味しいんです😍
箸が止まらない
まさに無限切り干し大根🤣
しかも
この一品でかなりのミネラル摂取が可能☆
よしよし♡

メインの焼肉味のそぼろは
放牧豚のひき肉と
北海道産大豆100%の豆まつり豆腐
のベースに
大麦と干しシイタケを加えて
ビタミン・ミネラルUP!
そして食感もバラエティ豊かに。
伝統製法のお醤油やみそを使うことで
発酵食品の本来の味わい深さが
素材の味が引き立てていきます。
こどもの味覚を育てる
「ホンモノの味」です。

そして、実はこのそぼろに
普段は食べずに捨ててしまう
ある材料を入れてみました。
最終段階で
この材料は採用にならなかったのだけど
(味、栄養価は問題なく材料調達、旬の問題で)
この話題はとても面白いので
次回またお話します♡

それから
ほうれん草のナムルは
海苔を加えた磯部和えに置き換えて
こちらもミネラルUPを狙ってみました。

第1回目の試作を終えて、いざ栄養計算!
前回に引き続き
NSLAの愛知県江南チームのメンバー(栄養士さん)
に協力してもらいました。

結果……




ビタミン類やマグネシウム、食物繊維など
非常に優秀な数値でしたが…

カルシウム&鉄分、
まだちょっと足りない!!!

ぐぬぬ~~~
恐るべし、学校給食摂取基準!🤪

さすが、
栄養士さんたちを「苦渋の決断」に
追い込んだだけあって敵は手強いです😨
(「苦渋の決断」ついては
 『みんなで考えようきゅうしょくのこと』
 シリーズの投稿を見て下さいね)

とりあえず、
ほうれん草を小松菜に変えるとどうなるか
計算してもらうと
おお!!
カルシウムはクリアできる!

あとは鉄分UPを念頭に
更なる改良を考えて
2回目の試作に挑むことになりました😤

果たして学校給食摂取基準をクリアできるのか?!
次回のレポートをお楽しみに♡

↓『Vegeラボ 結』のホームページ

↓らる畑さんのホームページ

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