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亡きプリセプター看護師に捧ぐ🍀~精神科看護師のスタンドはムーディー・ブルース?~

私はプロフィールにある通り、精神科の元看護師なのですが、20年程前に初めて勤めさせて頂きました精神科病院で、プリセプターと言う私の担当指導者をして頂きましたA先輩が、数年前にお亡くなりになられているのを、偶然知り合いになりました、B看護師さんから最近お聞きしまして、非常に悲しく思い、二人して「まだお若いのに…」と、お悔やみ致しました。

で、まあ事情が様々ありまして、ちょっとそのB看護師さんの看護記録を読む📖👓事になりました。
すると、「さて?これは私の書いたような文章(看護記録)だが?」と思うような箇所が彼方此方にあります?
私、これはもしかして?と思い、聞いてみました。
「大変失礼ですが、BさんはAさんに看護を教わりませんでしたか」と?
すると、「反対や!ワシが教えたの!」。
これは大変失礼致しました🙇

確かに年齢から考えますと、A先輩よりB看護師さんの方が高齢なので、普通に考えれば確かにその通り、「と言うことは、今、目の前にいるB看護師さんは、私の師匠の上の師匠という事」になります!
看護記録の文章が似るのも当然と言えば当然です💧
ジャッキーチェンの映画で言うところの「蛇拳🐍」や「酔拳🍶」の師匠と弟子みたいなもんですからね☺️

で、その看護記録がまた凄い!
基本的には、精神科の看護記録は、コミュニケーション場面を書くことが多いのですが、B看護師さんのその記録は、話しの内容はもとより、表情や仕草の細部まで詳しく書いてあるのです。もちろん、内容を盛られていない事も確認しました。
あったことを、ありのままに正確に記載されています。看護記録を書く時には、そのコミュニケーション場面は既に過去なので、これだけ正確に、また読み手に伝わるように書くには、当たり前ですが、訓練が必要です💧
また、看護師と言えども人間ですので、感情に左右されて書いてしまう方もおられます💦

ですから、精神科の看護師ってある意味、ジョジョの奇妙な冒険のスタンド能力(特殊能力)、「ムーディー・ブルース※①」を使いこなせないとダメなんですよ💦
それをA先輩もB看護師さんも完璧に使いこなせていましたね✨

天国👼におられますA先輩。私も使いこなせていますでしょうか?私は、そのお教え頂きました能力(スタンド)に更に進化をさせまして「印象※②」と言う「私はこう感じた」と思う部分まで付加して伝える(書く)ことで、コミュニケーション場面の空気感や雰囲気も読み手に伝わるように意識して書くようにしていますが、いかがでしょうか?(決して話しを盛るのではありませんよ💦)

貴方から頂きましたスタンド「ムーディー・ブルース」は確かに受け取りました!
そして、いつか「ムーディー・ブルース・レクイエム🏹※③」(最強進化型)になれるように、もういい歳になりましたが、頑張っております😀

また、私も天国👼に行かせて頂きましたら、いろいろ、昔の様に教えてくださいね!

それが幸せかどうかは分かりませんが?勝手に、まだ後30年位は、こちらに居ようと思います💧

それではA先輩、お元気で🙋


※①、ジョジョの奇妙な冒険~第5部、黄金の風~に登場するスタンド(能力)で、過去の状況や状態を、機材や録画操作なしで、現場に立体的に再現させる能力を持つ。戦闘能力も高い。

※②、看護記録に主観的な「印象」を書き込む事に、反対される方もおられると思いますが、専門誌「精神科看護2010.4月号」を読んで以来、読み手の先入観に発展しないよう記載に注意して、精神科看護師のアセスメントを交えた「ありのままを書き込みながら、やや主観的な記録」(私のかつての上司でもある、岐阜医療科学大、看護学科教授、故野中浩幸先生提唱)を書くよう、私は心掛けております。

※③、ジョジョの奇妙な冒険において、スタンド名+レクイエムという呼び名で、更なる変化(強化)が起こったことを表す。また、「スタンドの弓」というアイテムで射られる事で、レクイエム(強化)を誘発させることができる。