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BOOK de DONATION 実施のご報告【就実大学インターン生】

岡山NPOセンターへ長期インターンシップとして来ていた学生2人による企画「BOOK de DONATION」が無事終了いたしました!その2人から報告書という形でのレポートが届きましたので、ご紹介します^^

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企画報告書
就実大学インターン生

1.はじめに

就実大学インターン生の𠮷原と村上です。今回インターンシップの中で寄付月間のイベントを企画しました。

〇タイトル:「BOOK de DONATION」
〇日時:11月29日(月)~12月2日(木)
    10:00~16:30
〇場所:ブランチ岡山北長瀬 ハッシュタグ岡山

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2.企画内容

イベントのコンセプトは、「社会問題を自分事として考えて未来の投資として寄付をする」です。自分事として考えてもらうために寄付先を2つにし、ご自身でどちらに寄付するか決めていただきます。寄付先の2つの団体は、自分事として考えやすいような身近な団体にしました。
1つ目の団体は北長瀬コミュニティフリッジさんです。北長瀬コミュニティフリッジさんは「困ったときはお互い様」というコンセプトのもと食料支援を行っている団体です。
もし自分がコロナによって仕事を失ってしまったら、ひとり親になってしまったらお世話になるかもしれないと思い1つ目の寄付先に北長瀬コミュニティフリッジさんを選びました。
(北長瀬コミュニティフリッジについて詳しくはこちらをご覧ください→https://note.com/npokayama/n/ne706712deb81

 2つ目の団体は一般社団法人epoおかやま笑顔プロジェクトさんです。epoおかやま笑顔プロジェクトさんはみんなの笑顔を守り、増やすことを目標として災害支援を行っている団体です。
最近災害が増えています。災害によっていつ自分の身に何が起こるかわかりません。また、被災地のボランティアさんの心のケアもしていることから誰もがいつでもお世話になり得ると思い2つ目の寄付先epoおかやま笑顔プロジェクトさんを選びました。
(一般社団法人epoおかやま笑顔プロジェクトについて詳しくはこちらをご覧ください→https://note.com/npokayama/n/nc57adfd36978

 11月29日~12月2日の4日間イベント行い、1日目はepoおかやま笑顔プロジェクトさんのFacebookを見てきてくれた方1名のみでした。そこで2日目は初日の反省を行い、これから3日間の目標を1日5人の15人に設定し、コミュニティフリッジの寄付者さん宛のメールでの情報の発信、岡山NPOセンターのホームページへの記事の掲載などの広告を行いました。その結果、2日目は2人、3日目は6人、最終日4日目は8人、4日間の合計16人で目標人数15人よりも1人多い結果となりました。

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3.換金できた本の数量・金額

コミュニティフリッジさん・・・102点で4,565円

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epoおかやま笑顔プロジェクトさん・・・174点で9,095円

合計13,660円

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4.寄付品、支援先からメッセージ


北長瀬コミュニティフリッジさんへの寄付内容

 家族の縁も長く続くように、長生きするように年末に年越しそばを食べていただきたく、198円のそばを22個購入し残209円はコミュニティフリッジさんに皆さんのお気持ちという形で寄付させていただき、困っている誰かのための資金の一部として利用していただきます。

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北長瀬コミュニティフリッジさんからのコメント

この度は北長瀬コミュニティフリッジへご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
北長瀬コミュニティフリッジは、ひとり親世帯を中心に、現在約400世帯のご登録があります。提供している品物は全て、個人や企業の方から寄付をしていただいたもので運営しております。そして、コミュニティフリッジがあることで誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指しています。
今回は、本という形で寄付をしていただきました。様々な寄付のカタチがありますので、ご無理のない範囲で今後ともご協力いただければ幸いです。


epoおかやま笑顔プロジェクトさんへの寄付内容

 災害時の支援は人の命を救うためにも何よりも大事になることなので、計8757円で災害時の情報収集に使うことのできる災害用ラジオを1台、夜間や暗い場所でも活動を行えるようにヘッドランプを2個購入させていただき、残り338円は皆さんのお気持ちという形でepoおかやま笑顔プロジェクトさんの活動に役立てさせていただきます。

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epoおかやま笑顔プロジェクトさんからのコメント

この度は、私ども一般社団法人epoおかやま笑顔プロジェクトの活動に対しまして、心温まるご支援をいただきましたことに感謝申し上げます。
 災害支援団体として、私どもがこんなに温かいご支援をいただけることは夢にも思っておらず、この度ご支援いただきました皆様、また、本企画に関わっていただきましたスタッフの皆様のお気持ちをしっかりと受け止め、自然災害での支援活動はもとより平時の減災教育活動にしっかりと向き合っていく所存でございます。
 簡単ではございますが、引き続き私どもの活動に対しましてご理解ご協力賜りますようお願いを申し上げまして、多くの皆様からのご支援に対してのお礼とさせていただきます。本当にありがとうございました。

5.応援メッセージ

寄付頂いた皆さんからたくさんの暖かいメッセージを頂きました。

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寄付、アンケートのご協力、本当にありがとうございました。
メッセージに関しましては寄付者さんに公開してもよい箇所にチェックしていただきチェック部分のみ公開させていただいています。

6.感想


𠮷原
イベントを企画していく中で私自身も社会問題を自分事として考えることができました。身近な社会問題ってなんだろう?もし自分が支援を受ける側だったら?などたくさん思うことがありました。イベントの中でもいろんな方に「頑張って!」や「風邪ひかないようにね」などたくさんの言葉をかけていただき、温かい気持ちになりました。また、イベントの結果も合計で13660円集まり、私の予想よりも多くの寄付が集まったので良かったです。ただ、10代と20代合わせて2名という点でもう少し私たち世代にも寄付や社会問題に興味を持ってもらいたいと思いました。

村上
この度は本企画「BOOK de DONATION」においての多大なるご支援本当にありがとうございました。皆様のおかげで当初の想像の何倍もの寄付品を支援していただくことができました。今回の企画を通して寄付の力の偉大さを学ぶことができました。epoおかやま笑顔プロジェクト代表の村上さんがおっしゃっていたような「人の気持ちの積み上げが一番の支援」という言葉は実際に企画を行う前まではいい言葉だなとは思いながらもいまいちピンと来ていませんでした。しかし、企画を行う中で性別年代も異なる方々がさまざまな思いを持って寄付しに来てくださるのを見る中で人の気持ちの積み上げという言葉の意味を実感することができました。自分自身今まで寄付というものに全くといっていいほど関心がありませんでしたが、本企画で寄付する側、寄付をいただく側両方の立場に立ったことによって寄付に対しての関心を持つことができました。

7.おわりに

 寄付してくださった皆さん、イベントに関わってくださった皆さん本当にありがとうございました!笑顔あふれる幸せな世界になりますように!!