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【寄付月間】北長瀬コミュニティフリッジさんインタビュー

就実大学インターン生の𠮷原と村上です!今回寄付月間の企画で「BOOK de DONATION」というイベントを考えました。このイベントのコンセプトは「社会問題を自分事として考える」です。そのためにいつかお世話になるかもしれない団体2つの中から選んで寄付してもらいます。その中の一つであるコミュニティフリッジさんにインタビューをしました!


北長瀬コミュニティフリッジってどんなところですか?

「困ったときはお互い様」というコンセプトのもと寄付者さんに食料品や日用品を持ってきていただき、利用者の方に自由に持って帰ってもらいます。
寄付者さんも利用者さんも登録制になっています。

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活動のきっかけを教えてください。

主なきっかけは3つあり、1つ目はコロナで困っている親子を助けたい!2つ目はどんな状況でも安心して子育てをしてほしい!この2つはコロナの影響で仕事がなくなって困っている人や子どももいて仕事も大変という意見をアンケートでたくさんいただき、そう考えるようになりました。3つ目はいろんな人に支えられていることを知ってほしい!ひとりで子育てをしていると思って苦しくなる人もいるのでひとりではなく、皆に支えられていることを知ってほしいと思いました。


活動の工夫を教えてください。

工夫のポイントは5つあり、まとめると…
ポイント1 受給する家庭は登録制 原則、児童扶養手当、就学援助を受けている家庭
ポイント2 駐車場直結で人目を気にせず24時間
ポイント3 電子ロックとデータベースで寄付品管理
ポイント4 安心、信頼できるため提供者も原則、登録制
ポイント5 スマートサプライなど遠隔地からインターネットでも寄付できる仕組み
この中でも特にポイント2については、もちろん顔を合わせてコミュニケーションをとることも大切ですが、支援を受けていることを知られたくない人もいるので駐車場直結で24時間いつでも受け取りができ、顔を合わせなくいい仕組みになっています。他にも、寄付の受け取り、品出しは事務所が行っているのでこれも顔を合わせなくていい一つの仕組みです。その代わりにコミュニティフリッジの中にコミュニケーションボードと言って、応援メッセージや感謝のメッセージなどを掲示しています。


どのような未来を目標にしているか教えてください

究極な目標はコミュニティフリッジのような仕組みがなくても住みやすい街だけど、今はコミュニティフリッジと同じようなところを全国に広めていくことを目指しています。そのために全国展開の準備を進めています。また、利用者がコミュニティフリッジに依存しなくても暮らしていけるように役に立ちそうな情報を提供するなどして利用した先に収入が増えたり、副業ができるようになればいいなと思っています。


100円の寄付があれば何ができるか教えてください。

チョコレートなどのお菓子を買って、子どもや頑張っているお母さんに届け、笑顔になってもらうことができます。


学生にできることは何か教えてください。

お金での支援が難しいのでコミュニティフリッジの誕生日会などのイベントや仕分けなどのボランティアをしたり、アイデアを出してもらうことができます。
他にも近くの人に広めることです。もし困ったときに思い出したり、支援しようと思ってくれる人を増やしてもらいたいです。

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今回インタビューさせていただいたコミュニティフリッジさんへの支援を行うことができる企画「BOOK de DONATION」は11月29日(月)~12月2日(木)10:00~16:30にブランチ岡山北長瀬内のハッシュタグ岡山で行います。読まなくなった本や遊ばなくなったゲーム、使わなくなった携帯電話などを持ってきていただき、事務局が買取店(BOOKOFF西長瀬店)で換金し、コミュニティフリッジさんが必要としている物資に変えてお届けします。当日はちょっとしたおもてなしもご用意しています。もし、コロナの影響で仕事を失ってしまったとき、仕事に子育てに大変になってしまったときお世話になるかもしれない団体、コミュニティフリッジさんを支援したいと思った方はぜひ「BOOK de DONATION」にご参加ください!